...屈するかと見えても強靭(きょうじん)であり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...且余りに強靭なりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...護謨(ゴム)のように強靭で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あの日本特有の強靭な紙を...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いかなる場合にも真摯な研究態度と柔軟にして強靭なる生活意欲(芸術家としての)を失わなかつたから...
伊丹万作 「広告」
...殊に作者の心から発しる一種の靭(しな)やかな身振(ジェスト)が...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...室の中を見ると、狛錦(こまにしき)、呉(くれ)の綾(あや)、倭文(しずり)、(かとり)、楯(たて)、槍(ほこ)、靭(ゆき)、鍬(くわ)などの彼(か)の盗まれた神宝があった...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...日本の意外に強靭な...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...強靭でなければならない...
中井正一 「美学入門」
...なんだって馬鹿馬鹿しく強靭(きょうじん)な舌を持って生れたことだろうと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い頃は強靭な体力があったことを示している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...凧糸は三升笊に一杯とぐろを巻き渋を引いた強靭の長さで...
牧野信一 「山峡の凧」
...今の山城少椽(当時古靭太夫)...
正岡容 「わが寄席青春録」
...さるまさると『靭猿(うつぼざる)』の狂言に言えるごとく...
南方熊楠 「十二支考」
...強靭な生活の腱とならなければ...
宮本百合子 「新しい船出」
...さまざまな思想の流れの中を突き抜けて来た強靭無類なもののその美しさも...
横光利一 「旅愁」
...除去は大仕事だが強靭な体構造が破損を防いでいる...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...非常な強靭さと長命ぶりの結果補充すべき人口がなかったため...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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