...馬面面相というものがあるらしい...
...二級にはその当時の文士の面面で...
薄田泣菫 「独楽園」
...長尾克(ながをこく)などの面面(めんめん)で...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...近頃(ちかごろ)の仕合(しあは)せな新(あたら)しい麻雀(マアジヤン)好きの面面(めんめん)はすべからくそれ等(ら)の諸賢(しよけん)に敬意(けいい)を捧(さゝ)げて然(しか)るべきかも知(し)れない...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...それに大概(たいがい)腕(うで)よりもより以上(いじやう)に口(くち)の達者(たつしや)な面面(めんめん)が多(おほ)いのだからその騷々(さう/″\)しさも以(もつ)て察(さつ)すべきである...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...雨の波紋の中を泳ぎ廻っている――千年の古さを保った貴品ある面面の石塊...
横光利一 「夜の靴」
...七色の彩光が氷の面面に放射していた...
横光利一 「旅愁」
...凱旋門の無名戦士の墓を占拠しに襲って来る左翼を待ち構えている興奮がどの面面にも漲っていた...
横光利一 「旅愁」
...日の射し返った氷河の面面が繰り出て来るその背後に...
横光利一 「旅愁」
...今は火の手は東洋の面面へも迫って来たのである...
横光利一 「旅愁」
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