...使い馴れた象牙の紙切を入れる毎に面白みが増して...
石川啄木 「新しい歌の味ひ」
...「でも何か面白みはあるでしょう?」「いやおそらく何も...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...東京の生活の面白みに...
徳田秋声 「爛」
...自分の手に合わないはずがない!……わたしは何よりも演技の面白みに心を牽かれたのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...そのために面白みが増して成功するに違いないと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なんの面白みもない断片的な会話の文句ばかりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてその中に面白みを見出し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...面白みのない労働...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...反対を信じて矛盾の面白みを味わってるようだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もう面白みは覚えなくなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...釣魚の面白みをさんざん聞かされたこと...
豊島与志雄 「反抗」
...ヨタは真面目でないところにその面白みがある...
豊島与志雄 「愉快な話」
...暑くて何の面白みも感じない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その代り凡(すべ)ての物を古雅化して些(さ)の俗気を帯びざる処に一種の面白みあり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...何とも言へないしやれた面白みであつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...つまり内田百間の面白みといふものは悉く小説的な表はし方であるために...
室生犀星 「「鶴」と百間先生」
...話の面白みはいちだんと加わるのみならず...
柳田国男 「年中行事覚書」
...いっしょに寝たって面白みはありゃあしない...
山本周五郎 「へちまの木」
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