例文・使い方一覧でみる「靡」の意味


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...ロシア革命などの影響もあってデモクラシーが思想界を風(ふうび)した時代で...   ロシア革命などの影響もあってデモクラシーが思想界を風靡した時代での読み方
日本経済新聞社 「私の履歴書」

...豊(ゆたか)な頬(ほお)に艶(つや)やかに(なび)いて...   豊な頬に艶やかに靡いての読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...遠(とほ)く蘆(あし)が(なび)けば...   遠く蘆が靡けばの読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...眞間の江や先づ引く汐に背き得ずく玉藻はすべなし吾君(わぎみ)いたづらに言(こと)うるはしみ何せんと君が思はむ思ひ若しも手古奈は詞には判然と言うて居れど...   眞間の江や先づ引く汐に背き得ず靡く玉藻はすべなし吾君いたづらに言うるはしみ何せんと君が思はむ思ひ若しも手古奈は詞には判然と言うて居れどの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...檣(マスト)に高く英国旗(ユニオンジャック)を(なび)かせたイキトス号はいよいよ巨体を揺すぶって埠頭を離れ始めたが...   檣に高く英国旗を靡かせたイキトス号はいよいよ巨体を揺すぶって埠頭を離れ始めたがの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...雲の白くいてゐる故郷の藁屋のさまがはつきりとあらはれて見えた...   雲の白く靡いてゐる故郷の藁屋のさまがはつきりとあらはれて見えたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...暫くすると低い丘の裾は両方からき落ちて...   暫くすると低い丘の裾は両方から靡き落ちての読み方
田山録弥 「モウタアの輪」

...たとえば近代物理学の領域を風(ふうび)した「波動力学」のごときもその最初の骨組みはフランスの一貴族学者ド・ブローリーがすっかり組み立ててしまった...   たとえば近代物理学の領域を風靡した「波動力学」のごときもその最初の骨組みはフランスの一貴族学者ド・ブローリーがすっかり組み立ててしまったの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...今や原子に關する研究は 世界を風している...   今や原子に關する研究は 世界を風靡しているの読み方
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」

...毫(がう)も其(そ)の力(ちから)を落(おと)さぬ疾風(しつぷう)は雜木(ざふき)に交(まじ)つた竹(たけ)の梢(こずゑ)を低(ひく)くさうして更(さら)に低(ひく)く吹(ふきなび)けて居(を)れど棟(むね)はどうしても見(み)えなかつた...   毫も其の力を落さぬ疾風は雜木に交つた竹の梢を低くさうして更に低く吹靡けて居れど棟はどうしても見えなかつたの読み方
長塚節 「土」

...病みほうけたようにきふし...   病みほうけたように靡きふしの読み方
中村清太郎 「山岳浄土」

...」鏡の中なる遠柳(とおやなぎ)の枝が風に(なび)いて動く間(あいだ)に...   」鏡の中なる遠柳の枝が風に靡いて動く間にの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...山にはびこる樹(き)がさあと(なび)いた...   山にはびこる樹がさあと靡いたの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...大路の柳月のかげに(なび)いて力なささうの塗り下駄のおと...   大路の柳月のかげに靡いて力なささうの塗り下駄のおとの読み方
樋口一葉 「十三夜」

...やさしい枝(えだ)を風(かぜ)に(なび)かせはじめます...   やさしい枝を風に靡かせはじめますの読み方
本多靜六 「森林と樹木と動物」

...煙草の煙が近く三人の前にくのは長閑であつた...   煙草の煙が近く三人の前に靡くのは長閑であつたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...町のうわさを風(ふうび)していた...   町のうわさを風靡していたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...この木とは思えぬほどのたけ高い梢を表わして咲きいているのもあれば...   この木とは思えぬほどのたけ高い梢を表わして咲き靡いているのもあればの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「靡」の読みかた

「靡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「靡」

「靡」の英語の意味

「なんとか靡」の一覧  


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若人   命をとる   御伴  

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