...雄(おっと)が非業(ひごう)の最期(さいご)をば...
巌谷小波 「こがね丸」
...父が非業の死を遂げし事...
巌谷小波 「こがね丸」
...園田は谷山の助手を勤めて非業(ひごう)の最後をとげた男です...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...この非業(ひごう)な最期を遂げられた御婦人も安心して成仏ができるだろうから...
橘外男 「蒲団」
...子等(こら)が非業(ひごふ)に果(は)てぬるまでは...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...穴の掘り手のない非業(ひごう)の最期(さいご)を遂げました――といういちぶしじゅうの物語を幸内の口から聞かせられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...非業なものに出来ておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...非業の最期を遂げたと言うのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拙者こと万一非業に相果候様(あいはてそうろうよう)のこと有之節(これあるせつ)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あんなのはきっと仏様の罰で非業(ひごう)の最期を遂げるに違いない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘のお万が非業に死んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼様(あん)な非業の死を遂げたのだ...
二葉亭四迷 「平凡」
...武士たちの刀槍の下に寸断された非業(ひごう)な死にざまをも...
吉川英治 「三国志」
...不信の末はかならず非業に終るし...
吉川英治 「三国志」
...忿怒(ふんど)の一刃を浴びて非業(ひごう)な死を求めてしまった...
吉川英治 「三国志」
...父ぎみやら俊基朝臣(あそん)などの非業な死を...
吉川英治 「私本太平記」
...もしいわれのねえ非業(ひごう)な死をでも遂げなすったンだったら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...唐草親分の非業(ひごう)な姿が目について堪(たま)らねえところ――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索