...何處かしら非常に遠い所へ行つて來た樣な心地である...
石川啄木 「天鵞絨」
...距離が非常に遠いだけそれだけ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それは非常に遠いところで喋っているようにも思われる...
海野十三 「海底都市」
...昔の探偵小説という感じからは非常に遠いものもあるのです...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...海は非常に遠いのである...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...海は非常に遠いのである...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...非常に遠い所のようでもあれば...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...空気の循環が起きる経路は非常に遠い時代に動物および人体を観察してあまり当てにならない正確さで決定されていたようである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...最終的な結果は確かに多くの人の習慣では非常に遠い期間のものとする...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...地球を貫いてどこか非常に遠いところ――以前はボスニア湾(9)がかなり断定的に挙げられた――へ出ている深淵がある...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...夜は見るものがないので途(みち)が非常に遠いように思うた...
正岡子規 「車上の春光」
...それは非常に遠い将来でなければ適用され得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...非常に遠い将来までは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私は街路や世間の生活が非常に遠いところにあるような気がしだした...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...或いは非常に遠いものであったかもしれない...
柳田国男 「海上の道」
...非常に遠い処から聞え初めた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...非常に遠いむかしの人を語るような感じもするが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それによるとモルッカ諸島はマラッカから非常に遠いことになっている...
和辻哲郎 「鎖国」
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