...僕はそのときの非人情な僕の言葉を...
小穴隆一 「二つの繪」
...非人情なことには...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...この非人情な「図式空間」と「図式空間」とのカットの切断面が大衆の歴史的主体的意欲を撃発するともいえるのである...
中井正一 「美学入門」
...思い出こもりて断ちがたきがらくたは四人の非人情な手でさっさと防空ごうに投げこまれ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...なんちゅう非人情なあんぽんたんじゃ...
中村地平 「南方郵信」
...非人情な惚れ方をするんです...
夏目漱石 「草枕」
...もし世界に非人情な読み方があるとすればまさにこれである...
夏目漱石 「草枕」
...非人情なところがないから...
夏目漱石 「草枕」
...こんなに非人情な筈はないやうに思へるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんなに非人情な筈はないように思えるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...凡(およ)そ今井の友人として、僕ほど不信な、僕ほど非人情な、僕ほどのほうずな男は、何処(どこ)にあろうとも思われない...
松崎天民 「友人一家の死」
...「あんな非人情な者を...
吉川英治 「平の将門」
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