...青蠅が飛んでる!(There's a fly flying!)...
...青蠅を追い払うのに疲れた...
...青蠅がご飯にとまっている...
...青蠅が大量発生した...
...青蠅が私の耳に入ってきた...
...まるで暑い夏の日に大きな青蠅(あおばえ)がぶんぶんとびまわるようだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...その又辮髪は二すじとも丁度南京玉を貫いたように無数の青蠅を綴っている...
芥川龍之介 「雑信一束」
...そんな折には土地名物の青蠅がやつて来て洋盃(コツプ)のふちで逆立ちをしたり...
薄田泣菫 「茶話」
...青蠅がまたぶんぶん唸った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...」青蠅がぶんぶん唸る...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...当(あて)の外(はず)れた青蠅が他の腐肉を捜し求めに四方へ散ってゆくかのように...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その当が外れて青蠅のように裁判所から去ってゆく...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...精美の武具を恍惚と眺め終りてアキリュウス、直(ただち)に母に翼ある飛翔の言句陳じ曰ふ、 20『慈愛の母よ、この武具を神は賜へり、まさしくもこは天上の作ならむ、人間これを造り得ず、我今行きて甲冑を着けん、されども我恐る、青蠅の群、勇猛のメノチオスの子の疵に――鋭刄割きし疵に入り、蟲を湧かして屍(しかばね)を 25汚さんことを、我れ痛く恐れ悲しむ、(生命は逃れ去りたり)全身を死はいたはしく腐らせむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...打死したる勇將の屍體を噛まむ青蠅の...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...数知れぬ青蠅と蛆(うじ)が湧いて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...10140青蠅の寄る屠肉場がある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...我々人間を青蠅か風にふくらんだ風船玉くらいに考えながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...豚の骨を舐(な)めた少女の口の周囲に青蠅が一面髭のようにたかったまま動かなかった...
横光利一 「上海」
...この青蠅(あおばえ)め!いまでこそ身は童幼(どうよう)の友と親(した)しまれ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...牛の糞(ふん)に群れていた青蠅(あおばえ)のすがたは一変して...
吉川英治 「親鸞」
...もうむくむくと肥った青蠅(あおばえ)が...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
...羽のぎらぎら光った大きな青蠅が一匹...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」
...この青蠅という奴は...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」
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