...それについてその頃有名な青蓮院の尊圓法親王即ち持明院統の伏見院の御子で後伏見院...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...青蓮院様の侍医でしたが漢学は貫名海岸先生に習つたのであの梁川星巌や其妻の紅蘭も同門でした...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...時々、顔を上げて、(まだか)というように、青蓮院の方を、振向いた...
吉川英治 「親鸞」
...「おウい」振向くと、兄の範綱が、青蓮院の方から、駈けてくるのが見えた...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院(しょうれんいん)にお入りあそばしてから...
吉川英治 「親鸞」
...僧正が青蓮院に在住のころから...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院(しょうれんいん)の長い土塀にそって歩きだした...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院(しょうれんいん)へ辿(たど)りついて...
吉川英治 「親鸞」
...乳人(めのと)のふところに抱(いだ)かれて青蓮院(しょうれんいん)へ詣(もう)でたころには...
吉川英治 「親鸞」
...七青蓮院の門が見えた...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院(しょうれんいん)の慈円僧正から...
吉川英治 「親鸞」
...必定、青蓮院の僧正は、一生不犯(ふぼん)などと、聖(ひじり)めかしてはおわすが、実は、人知れず香(こう)を袂(たもと)に盗んで口を拭(ふ)く類(たぐい)で、祇園(ぎおん)のうかれ女(め)の墻(かき)も越えているのだろう、苦々(にがにが)しい限りである、仏法の廃(すた)れゆくのも、末法の世といわれるのも、ああいう位階のたかい僧正の行状ですらそうなのだから、まことにやむを得ないことだ、嘆かわしいことだなどと、讒訴(ざんそ)の舌を賢(さかし)げに、寄るとさわると、いい囃(はや)しているのです」範宴は、自分のことでもいわれているように、眸を恐(こわ)くさせて聞いていた...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院の僧正の姪(めい)にあたる姫の危難を...
吉川英治 「親鸞」
...青蓮院の僧正を通じたり...
吉川英治 「親鸞」
...今は青蓮院にいる尋有(じんゆう)なのであった...
吉川英治 「親鸞」
...粟田口(あわたぐち)の青蓮院(しょうれんいん)の僧正へ...
吉川英治 「親鸞」
...これから慈円僧正のいらっしゃる青蓮院へでも行って...
吉川英治 「親鸞」
...――弟が撞(つ)く青蓮院の鐘の音を...
吉川英治 「親鸞」
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