...上野の竹の台では洋画家の日本画の展覧会と青木繁氏の遺作展覧会がやつてゐました...
伊藤野枝 「書簡 木村荘太宛」
...また書生の青木をよんで...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...たゞ青木さんが一寸(ちよい)/\出入りされてゐたのを見て...
鈴木三重吉 「桑の実」
...どうもそれが却(かへ)つて青木さんのお気に入らないやうな場合がありましてね...
鈴木三重吉 「桑の実」
...手の空(あ)かないときなぞには洗吉さんが使なぞもして下さるし、青木さんでも、二階なぞの払(はた)き掃除や何か、自分でして下さるのでどんなにか助かつてゐる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...さういふ一寸した事もひどく青木さんを不愉快にさせたのは止むを得なかつた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...青木さんはワイシャツの箱へ色んなネクタイを一ぱい持つてお出でになるのだけれど...
鈴木三重吉 「桑の実」
...青木さんは手を伸してお叩きになる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...青木は少し空腹を感じて来たところで...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...とうとう青木堂へはいった...
夏目漱石 「三四郎」
...」青木さんの声(こゑ)は何(なん)となく上ずつてゐた...
南部修太郎 「夢」
...前田蓮山君や里見謹一君や後の何やら次官になった青木精一君その他五六人の新聞記者がいたように思う...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...青木・加藤も面白く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...真赤な青木の実がとんでもないところに転がっている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...とにかく青木というあの与力のやったことだろう」どうするつもりだ...
山本周五郎 「さぶ」
...青木の冗談を打ち消すように言葉を続けた...
夢野久作 「一足お先に」
...この唄青木さんから教わったんだけど...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...いはゆる青木が原の樹海がそれである...
若山牧水 「樹木とその葉」
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