...青坊主が道を教えてくれた...
...あのお寺に青坊主が住んでいる...
...青坊主が現れると、天気が悪くなるという言い伝えがある...
...青坊主の面を買っているという人がいる...
...青坊主の恐ろしい顔に怯える子供たち...
...何(なに)発心(ほっしん)してか今日はまる/\の青坊主(あおぼうず)に剃(そ)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兄さんからなって御覧なさいよ」「酔興にかい」「酔興でも何でもいいから」「だって五分刈(ごぶがり)でさえ懲役人と間違えられるところを青坊主になって...
夏目漱石 「虞美人草」
...青坊主(あおぼうず)になっている...
夏目漱石 「夢十夜」
...青坊主に刈ってさえ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...青坊主にされて帰るのだと思ふと...
新美南吉 「疣」
...青坊主(ぼうず)にされて帰るのだと思うと...
新美南吉 「いぼ」
...青坊主にはならないまでも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青坊主にはならないまでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...青坊主に剃(そ)りたてられるのが愁(こわ)いのだった...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...……娘の服装(なり)で青坊主では足がつくから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...三十人ばかりの青坊主の女が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...みすみす自分の妹までが青坊主にされて尼寺の下で呉絽を織らされていることがわかっても...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見るも憎態な青坊主になつてゐた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...未だ十三や十四の身空でオートバイ、洋服、熊、ガタ倉、黒、トガワ、青坊主、ヤセ馬等といふ綽名を持ち、ひとかどの悪党きどりで浅草公園を中心に新公園、寺院墓地、雷門、川崎銀行裏、五重塔等に屯して、かつぱらひやすりを働く不良少年の群には、所轄署に於ても一方ならず手を焼いてゐるが、今回小笠原の母島から上京した同村長がこれ等の不良少年を名もなつかしき母島へ伴れて行つて砂糖栽培に従事させ、丁年までには真人間にして還したいといふ希望を齎したので不良少年保護所から所轄署に依頼し、所轄署では×日の午後十時を期して×警部補指揮の下に和服が総出となつて公園附近をかり立てた結果札付きの不良少年三十名を取り押へたがその中でも比較的年が若くて質の好くない左の十五名を小笠原へ送ることゝなり、×日横浜出帆の郵船××丸で村長が伴れて行つた、母島では各農家に分配して使傭する筈...
牧野信一 「秋・二日の話」
...ケシの花がやがて青坊主になる...
三好達治 「ケシの花」
...この得態(えたい)の知れない青坊主...
吉川英治 「宮本武蔵」
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