...八七 靈光充レ體時...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...靈泉に浴すること十有餘日にして歸京せしに...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...一九 棚の上に安置してある神靈の義...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...七 天の土地の神靈...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...さては八千歳(やちとせ)靈木(りやうぼく)の背(そびら)の創は癒えずして...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...風の二靈を訪ひ來る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...遂に靈驗あらたかな潮江の天神樣に祈願をかけた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...兎に角今日の河嶽英靈集は殘缺した本で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...人工の・歐羅巴の・近代の・亡靈から完全に解放されてゐるならばだ...
中島敦 「環礁」
...それが何の靈であるか...
中島敦 「狐憑」
...雨景の中でぽうと呼吸(いき)をすひこむ靈魂妙に幽明な宇宙の中で一つの時間は消抹され一つの空間は擴大する...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...二二「靈」及び「魂ひ」乃至それらに該當する語は...
波多野精一 「時と永遠」
...その靈魂(れいこん)が生(い)きてゐる人間(にんげん)に惡(わ)るいことをしないために...
濱田青陵 「博物館」
...――或は彼を生んだ聖靈はおのづから彼を飜弄し出した...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...私はそれのみが靈感を保つてゐる唯一の方法であることを知り得ました...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
......
横瀬夜雨 「花守」
...靈山子もまた決してそれらの惜い人々にまさるとも劣つてゐるわけではない...
吉川英治 「折々の記」
...靈山子の書畫は、その點において、今でもかなり有るらしい...
吉川英治 「折々の記」
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