...眞劔になつて蟻の幽靈が出て來はしまいかと思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...基督とその周匝(めぐり)なる天翔(あまがけ)る靈とは猶金色に照されたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さうでなくては本格的の心靈實驗は確立するものではないと思ふ...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...氣にするがものもない幽靈か...
太宰治 「猿面冠者」
...降靈祭に近くなつた...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...彼つかはしゝ神靈は奇蹟をこゝに顯しぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...果なく荒るる爭鬪の*靈の...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「これまで一度も幽靈を見たことはなかったんですか?」と...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...免生靈之塗炭...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...私にはそれがアラディンのランプの如くに靈妙不可思議なものと思はれた...
中島敦 「環礁」
...虚空の大靈に頸筋を掴まれ無限の闇黒の彼方へ投げやられる次第を哀しげに語るのは...
中島敦 「狐憑」
...世間ぢや勘兵衞の幽靈がやつたんだつて言つてますぜ」ガラツ八は少し迷信家らしく脅(おび)えた眼を見張りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下手人は?」「――」「親分」「お化けだよ」「へエ――」「善五郎の幽靈だな」「そんな馬鹿な」「いや本當だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その證據として近々一家を鏖(みなごろし)に仕る可く隨分要心堅固に被遊可(あそばさるべ)く候 頓首蝙蝠冠兵衞 亡靈錢形平次殿斯んな人を嘗(な)めたことが書いてあるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お變りなくて?」彼女はまるで幽靈でも見たやうに仰天(ぎやうてん)した...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...比叡山(ひえいざん)の三箇所(さんかしよ)だけにゐる靈鳥(れいちよう)で...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...是れが即ち靈に死する者の能く甦へり...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...我師の教をのみ無雙の靈玉と輕信して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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