...二百露里(ヴェルスタ)のこの小都会(しょうとかい)においてのみ見(み)るのである...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...一万五千露里も引張って来た挙句に...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...百露里先へ行って魚を捕って来いと上官が命令すりゃ...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...三百露里もござります...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おれんちはおもしろいぞ! ほんの一露里(エルスター)そこそこだよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...十二露里(エルスター)の田舎道(いなかみち)を私設の駅逓馬車に乗って...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...タイミル半島のベキチェフ港とカムチャッカ県の北マリインスク港を結ぶ一万露里(ベスター)の航路調査に従ったが...
久生十蘭 「地底獣国」
...半露里(ベスター)ほど歩いたころ...
久生十蘭 「地底獣国」
...周囲十露里(ベスター)ほどの小さな岩島にすぎないからです...
久生十蘭 「地底獣国」
...チチコフは十五露里(ヴェルスト)の里程標をとおり過ぎながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...てっきりそこまでは三十露里もあるのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...数十露里も離れたところに定期市が立って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...靴の下で軋(きし)む凍(い)てた雪の音が半露里もさきまで聞えるほど物静かな夜である...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...市の関門を六露里(ウェルスト)ばかりも距たつてゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...昨日踵の低い靴をはいて数露里をデモで歩いた婦人労働者達は...
宮本百合子 「インターナショナルとともに」
...四十露里あっちから赤軍分遣隊がやって来て呉れた」「えれエ小面倒な名前だよウ」そう云ったのは五十九のティトフだ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...南へ僅(わず)か十二露里(ろり)(約三里)の処に在る日本軍の前哨(ぜんしょう)まで...
夢野久作 「死後の恋」
...そこは赤軍が占領しているクライフスキーから南へ約八露里(二里)ばかり隔った処で...
夢野久作 「死後の恋」
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