例文・使い方一覧でみる「霑」の意味


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...涙を以つて大地をほし...   涙を以つて大地を霑ほしの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...悄(しお)れて声が(うる)んだのである...   悄れて声が霑んだのであるの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...再会の望を以てわが残生を(うるお)すに至るのである...   再会の望を以てわが残生を霑すに至るのであるの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...其父の涙に(うる)んだ眼は...   其父の涙に霑んだ眼はの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...結局国民生活に還元均されているものであって...   結局国民生活に還元均霑されているものであっての読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...各國の利權を均せしめ...   各國の利權を均霑せしめの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...各国の利権を均せしめ...   各国の利権を均霑せしめの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...動(うご)かすなといつたら動(うご)かさなけりやいゝんだ」巡査(じゆんさ)は呼吸(いき)で霧(きり)のやうに少(すこ)し(ぬ)れた口髭(くちひげ)を撚(ひね)りながら「櫟(くぬぎ)の根(ね)が大分(だいぶ)あるやうだな」といひ棄(す)てゝ去(さ)つた...   動かすなといつたら動かさなけりやいゝんだ」巡査は呼吸で霧のやうに少し霑れた口髭を撚りながら「櫟の根が大分あるやうだな」といひ棄てゝ去つたの読み方
長塚節 「土」

...文明の趨勢と教化の均(きんてん)とより来(きた)る集合団体の努力を無視して...   文明の趨勢と教化の均霑とより来る集合団体の努力を無視しての読み方
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」

...之等(これら)の黙止すべからざる温情が亨一の荒(すさ)んだ心に(うるお)ひを与へた...   之等の黙止すべからざる温情が亨一の荒んだ心に霑ひを与へたの読み方
平出修 「計画」

...」お仲さんの酌んで出した番茶に喉を(うるほ)して三人づれで出かけた...   」お仲さんの酌んで出した番茶に喉を霑して三人づれで出かけたの読み方
平出修 「二黒の巳」

...見る間に両方の眼は(うる)むで来た...   見る間に両方の眼は霑むで来たの読み方
牧野信一 「月下のマラソン」

...(うる)んだ瞳を(みは)つて凝とその光を瞶めました...   霑んだ瞳をつて凝とその光を瞶めましたの読み方
牧野信一 「蛍」

...「後開榛名梅ヶ香(おくれざきはるなのうめがか)(安中草三郎(あんなかそうざ))」や「粟田口笛竹(あわたぐちしめすふえたけ)」や「塩原多助一代記(しおばらたすけいちだいき)」もまた逸(はず)すべからざる代表作品であるがこれらの検討もまた他日を期そう...   「後開榛名梅ヶ香)」や「粟田口霑笛竹」や「塩原多助一代記」もまた逸すべからざる代表作品であるがこれらの検討もまた他日を期そうの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...柄(え)を握(にぎ)つた手(て)を(うるほ)す...   柄を握つた手を霑すの読み方
水野仙子 「悔」

...空(そら)には色(いろ)と(うるほ)ひとがある...   空には色と霑ひとがあるの読み方
水野仙子 「日の光を浴びて」

...我等女子が現代文明の幸福に均(きんてん)せん為(た)め――我等自(みづか)らの幸福の為(た)めとのみ云はず...   我等女子が現代文明の幸福に均霑せん為め――我等自らの幸福の為めとのみ云はずの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...吾背子(わがせこ)をやまとへやると小夜(さよ)ふけて鶏鳴(あかとき)露にわれ立ち(ぬ)れし  (巻二)のごときにあっては...   吾背子をやまとへやると小夜ふけて鶏鳴露にわれ立ち霑れし  のごときにあってはの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「霑」の読みかた

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