...彼女は霊性が高く、人を癒す力を持っている...
...この寺には霊性の高いお坊さんがいると有名です...
...彼は霊性に関する書物をたくさん読んでいる...
...霊性を高めるためには、精神修行が必要だ...
...霊性が低い人ほど、悪霊に取りつかれやすいと言われています...
...これらのすべてを考え合わせるところの霊性は深い驚嘆の淵に沈むであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一度其霊性の天地に入るや...
石川啄木 「閑天地」
...この霊性の貧弱と野卑とが結婚制度に固有な要素である...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...理想主義者はそれに答へて国民の維持といふこともさることながら霊性の高揚と云ふこともまた忘るゝ能はざる事柄であると云つてゐる...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...霊性が発達するに従つて彼等は愈々強き肉体的情熱と最も偉大なる霊的恋愛を要求する様になるのである...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...インドの心霊性を無知といい...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...少なくとも私どもがお互いに誰でもが持っている霊性...
高神覚昇 「般若心経講義」
...人はあまりに食生活のために貴い人間の霊性を見失っているような気がいたします...
高神覚昇 「般若心経講義」
...何という大いなる霊性の飛翔であろう...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...霊性を犠牲として...
新渡戸稲造 「我が教育の欠陥」
...草木万有の中に霊性(れいせい)が有ると信じられてるところの...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...あなたの顔は霊性を帯びているよ...
久生十蘭 「雲の小径」
...夢遊する生命とでもいうような霊性をおびたようすでしずかに東のほうへ飛んで行く...
久生十蘭 「だいこん」
...このような霊性を帯びた深い表情が日本人の顔に発顕(はつげん)するのはごくまれなので...
久生十蘭 「ハムレット」
...どこか霊性をおびた単純ないい表情をしている...
久生十蘭 「無月物語」
...例の霊性の愛とかいうものを担(かつ)ぎ出(だし)て来て...
二葉亭四迷 「平凡」
...その霊性から離れることの多少によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし人間の霊性を「神」と称すると否とは人人の自由でなければならない...
与謝野晶子 「既成宗教の外」
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