...あの山は霊域だから、近づかない方がいい...
...この地域には霊域があって、不思議な現象が起こると言われている...
...昨日は霊域に行って、祈りを捧げてきた...
...彼女は霊域や幽霊についての本をよく読む...
...子供の頃、霊域についての怖い話を聞かされたことがある...
...で折もあらばこの神秘の霊域を探検して世に紹介しようと思うていた...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...護られたる霊域の奥であろうとは想像するのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな霊域でもカラカラカラと車を仕掛けるに限る...
中里介山 「大菩薩峠」
...この岩を七巻半巻く……と言い伝えられる霊域である...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...一種不可思議な霊域としてアプリオリに設定されてゐるのである...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...あるいは天上霊域で待ち合され居るはずとさる高僧から承った...
南方熊楠 「十二支考」
...この霊域に不浄な何ものをも近づけない勢いを示しているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...すなわちこの霊域の最も浄(きよ)い奥地と感じたからの名だったかもしれぬ...
柳田国男 「海上の道」
...国家鎮護の霊域(れいいき)とあがめられている叡山を焼き払えなどという乱暴な御命令には...
吉川英治 「新書太閤記」
...霊域(れいいき)の広さは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...霊域に魔獣を飼えとは釈尊(しゃくそん)の法(のり)にも聞きおぼえぬところ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここは医王山の霊域...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...神さまの霊域へ来たら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「――叡山は浄地たり、霊域たり、怨恨を負うて逃避するものの潜伏をゆるさず...
吉川英治 「宮本武蔵」
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