...地震の瞬間には、震駭を覚える人も多い...
...彼女の驚きの表情には、まるで震駭したかのような表情があった...
...大規模な災害による震駭を受けた場合、精神的なケアも重要です...
...震駭を感じたら、すぐに机の下などの安全な場所に避難しましょう...
...アトラクションの「震駭タワー」は、高所恐怖症の人には向いていないかもしれません...
...ポオの後代を震駭(しんがい)した秘密はこの研究に潜んでゐる...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この停止状態は永遠につづくことであろう」世界は大きく震駭した...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...突如として非常警報がミルキ国の全土を震駭(しんがい)させた...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...斯等の手紙が初心(うぶ)な彼女を震駭(しんがい)憂悶(ゆうもん)せしめた状(さま)は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...社会意識ばかりではなく又科学意識そのものを震駭した...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...彼がなにかしら一種独特な性格でアリョーシャの心を震駭(しんがい)させたのは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この騒には一国を挙げて朝野共に震駭(しんがい)したのは事実らしい...
永井荷風 「花火」
...飛騨(ひだ)の高山の上下を震駭(しんがい)させる一事件が起ったというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...かくまで匈奴(きょうど)を震駭(しんがい)させた李陵(りりょう)であってみれば...
中島敦 「李陵」
...僕は根底から震駭された...
原民喜 「災厄の日」
...身内を震駭させた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...それ以上に世界の学界を震駭(しんがい)させるであろうと斎藤先生が予言されました『脳髄論』であったのです」「……脳髄論……」「さよう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...天下後世を震駭(しんがい)させてくれようと思った……これがこうした若い...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この満天下を震駭した犯行の大疑問符を...
夢野久作 「二重心臓」
...江北の戦いに大きな震駭(しんがい)をうけるかといえば...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵を震駭(しんがい)させた...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下を震駭(しんがい)させている彼でもある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その新鮮な感受性によって受ける全身を震駭するような歓楽...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
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