...生存競争のはげしさは全く需要と供給との不権衡の程度に比例せざるをえない...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...バターやクリームを生活の必需品としない国であるから...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...(A)の Da量の需要があるといえば...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...もしも需要者のほうで粗製品を相手にしなければ...
寺田寅彦 「断水の日」
...ただ貴族的の需要あるがゆえなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...この場合供給が需要の後を追ひかけ廻してゐる...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...しかし今の問題は牛の需要とか分布とか云う事ではなくして...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...性質の需要とて人間にはなくて叶わぬものなり...
二葉亭四迷 「小説総論」
...またその富の増進はほとんど全く貿易相手国の進歩と需要とに依存しなければならぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして国内における需要の減少――それがいかなるものであろうと――が外国における需要の拡大によって相殺されて余りあることの争い得ない証拠である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてこの奨励金が真にこの需要を拡大したとすれば――確かに拡大したであろうが――土地に使用される資本が増加しないとは考えることは出来ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いわゆる軍需相(ぐんじゅしょう)ともいうべき要職にある蜀の大官だった...
吉川英治 「三国志」
...刀鍛冶の延寿(えんじゅ)国村の門輩がさかんに武器の需要におうじていたことはたしかであるから...
吉川英治 「私本太平記」
...これは全体の軍需や兵力にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...軍需、食糧などの荷駄隊が多くを占めていることも察知するに難(かた)くない...
吉川英治 「新書太閤記」
...――その文化度、その軍需資材、その規模の大、時運の趨勢(すうせい)など、かれは上方を実見し、秀吉の人物に接し、到底、岡崎や浜松の比でないことを痛感していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...『需要の増加という事情によってそれはその価値の増大を蒙るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...民衆はその生活の必需のゆえに多くの副業を営む...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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