...電信柱に横断幕を設置する...
...電信柱にひっかけたら怪我をするかもしれない...
...電信柱が倒れて道路が通れなくなった...
...電信柱の近くは電磁波が強いと言われる...
...電信柱が増えると景観を損ねるという意見もある...
...……電信柱にでも売らなけや一文にもなるまいと申してゐますんで...
石川啄木 「鳥影」
...電信柱から落っこちて頭をいためた...
梅崎春生 「幻化」
...電信柱というあだ名がついている...
梅崎春生 「幻化」
...首謀者の電信柱は口惜しがって...
梅崎春生 「幻化」
...相手は無神経な電信柱で...
薄田泣菫 「酒」
...19.彼は自働車を電信柱に乘りあてたので...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...慌てて電信柱に抱き着いて這い上った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...たとえばこの町にしても、電線と、電信柱と、ペンキ塗りの看板と、ところどころの飾り窓とを気にしなければ、西鶴の浮世草紙の挿絵(さしえ)にあるような町家を至る所に見ることが出来る...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...其夕銀座通はおびただしい人出であったが電信柱に貼付(はりつ)けられた号外を見ても群集は何等特別の表情を其面上に現さぬばかりか...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...電信柱(でんしんばしら)でも何でも遊ぶものはいくらでもあるに」こうして叱られると子供ははじめて...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...しかし子供たちは電信柱なんかで遊びはしなかった...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...電信柱のようににゅっと眼に浮ぶ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...坂の途中の電信柱に凭(もた)れてみる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「誰でもいいからお鶴ちゃんの着物を捲ったら氷水をおごるぜ」さすがに金ちゃんは姉のこととて承知しなかったが車屋の鉄公はゲラゲラ笑いながら電信柱の後に隠れる...
水上滝太郎 「山の手の子」
...電信柱(でんしんばしら)どもはブンブンゴンゴンと鳴り...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...さあそれを見た本線(ほんせん)シグナルつきの電信柱の怒(おこ)りようと言ったらありません...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...すなわち一ぺん東京まで手をまわして風下(かざしも)にいる軽便鉄道(けいべんてつどう)の電信柱に...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...その電信柱について行きさへすれば間違ひはないと教へてくれる...
若山牧水 「岬の端」
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