...「零本」のように本数がないことを表現する場合に使われます...
...週末の予定が零本でちょっと寂しいです...
...彼女は零本の経験しかないので、新人研修に参加します...
...プロ野球選手になる夢を持っていたが、怪我で零本のまま引退することになった...
...この地域では、零本の公共交通機関が問題となっている...
...その中に三体詩の零本があったから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...所蔵の大般若第五十三巻零本巻子なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又古鈔零本玉篇一本辺格上短下長...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又類編群書画一元亀丁部巻之二十一の古鈔零本金沢文庫の印あるものあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又白氏文集巻子零本三巻会昌□年鈔僧慧萼(えがく)将来によりて書する本あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...背面の仏経は玉篇の零本を料紙にして写したるものなり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」同じ銭屋の蔵本の中に又画一元亀の零本があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...桂尾(けいび)山勝福寺といふ寺に文翰詞林三巻零本ありと鷦鷯春行(さゝきしゆんかう)かたりたり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それゆゑ金沢文庫の零本第一巻の貴いことは論なく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は又自らその蔵する所の金沢文庫零本千金方にも跋してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...誰やらが蕉門の句を集めた類題の零本で...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...俳句は類題の零本を読んで面白いと丈は思てゐた...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...それを零本のことだと解しているらしい...
柳田国男 「こども風土記」
...零本(れいぼん)というのは少し出来過(できす)ぎている...
柳田国男 「こども風土記」
...土地の人は零本と解しているようだが...
柳田国男 「こども風土記」
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