...「雲表」が破れていると雨が降ることが多い...
...電波の到達範囲が「雲表」までしか届かない地域もある...
...「雲表」を見て、天気がわかる人もいる...
...季節の変わり目は「雲表」が安定しないことが多い...
...「雲表」を眺めると、天気の変化が予想できることもある...
...戦場ヶ原を隔てて男体山が毅然(きぜん)として雲表に聳(そび)え立っている...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...そのやうに雲表はるかに高く巍然燦然と聳えて居られる至尊のお方のおはしますこの日本国に生れた事の有難さに...
太宰治 「右大臣実朝」
...中天にはまだ星がまたたいているのに、東の空の雲表に、紅や朱や橙色が幾層にも流れている...
豊島与志雄 「朝やけ」
...空地は崖に臨み赤坂の人家を隔てて山王氷川両社の森と相対し樹間遥に四谷見附の老松を望み又遠く雲表に富嶽を仰ぐべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...人が雲表(うんぴょう)に聳(そび)ゆる岩木山(いわきやま)を指(ゆびさ)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...長尾の肩などが明け方の雲表にのぞまれて...
吉川英治 「江戸三国志」
...眼に見せよといふならば、唯物的國家科學、社會科學、政治科學、また箇人的利己主義の小智を地に措いて、まづ山へ登れ、雲表に立つて、民族の本身に回つて思へ...
吉川英治 「折々の記」
...雲表(うんぴょう)の神秘...
吉川英治 「三国志」
...やがて雲表(うんぴょう)に臥牛山の肩が見えだす...
吉川英治 「三国志」
...日輪は雲表を真紅に染め...
吉川英治 「三国志」
...雲表(うんぴょう)にあらわしたものといっていい...
吉川英治 「私本太平記」
...なにか雲表(うんぴょう)の震雷(しんらい)みたいな畏怖と神秘感をもたれ...
吉川英治 「私本太平記」
...四雲表(うんぴょう)をぬいて南に見えるのは富士(ふじ)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まさに雲表(うんぴょう)に立っている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あなたの雲表(うんぴょう)へ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...遥か雲表(うんぴょう)から...
吉川英治 「宮本武蔵」
...雲表(うんぴょう)にある駒ヶ岳は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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