...比叡山雲母坂(きらゝざか)より大石を引き出すこと夥(おびたゞ)しく...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...彼がもしその帰るさに道を雲母坂(きらゝざか)に取って下山したならば...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...雲母坂の方へ道を取った...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...雲母坂(きららざか)...
吉川英治 「私本太平記」
...一勢は雲母坂(きららざか)より上加茂へうごき出るぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...一手は雲母坂(きららざか)から...
吉川英治 「私本太平記」
...雲母坂(きららざか)――へかけて厚い布陣をみせ...
吉川英治 「私本太平記」
...雲母坂(きららざか)にいた山法師の一軍...
吉川英治 「私本太平記」
...ために雲母坂(きららざか)では...
吉川英治 「私本太平記」
...雲母坂(きららざか)の登り口なのである...
吉川英治 「親鸞」
...雲母坂(きららざか)を越えて斜めに降りてくる範宴の姿や...
吉川英治 「親鸞」
...雲母坂(きららざか)へかかっても...
吉川英治 「親鸞」
...あの叡山の雲母坂から都へ出てくる...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...貴所の死場所の下り松を経て――これから叡山(えいざん)の雲母坂(きららざか)へ通っております...
吉川英治 「宮本武蔵」
...雲母坂道ともいう裏街道」「下り松まで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...西に降(くだ)ればまっすぐに修学院白河村――あの雲母坂(きららざか)や下(さが)り松(まつ)の辻につながる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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