例文・使い方一覧でみる「雰囲気から」の意味
スポンサーリンク...ヘリウムが既に地球雰囲気から逸散してしまったであろうということも考えられないことではない... 
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...エセックスの不在が、宮殿内の諸事万端に影響しており、ド・メッスも、雰囲気から、一種の緊張状態を嗅ぎ出しえないほど、鈍感ではなかった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...言葉というより雰囲気から言い争いだと思ったと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...民衆の生活雰囲気から同感を持たれない者は...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...然し英子は私の雰囲気から遁れ出ようとしていたのであった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...この雰囲気から逃避するため...
豊島与志雄 「渡舟場」
...文章は謂わばその雰囲気から萠え出るのである...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...或は幾人かの集団の雰囲気から...
豊島与志雄 「野に声なし」
...雰囲気から言っても...
中里介山 「大菩薩峠」
...実験室いっぱいのあの雑多な用途（ようと）不明の品々はこの雰囲気から生まれ...
中谷宇吉郎 「実験室の記憶」
...――あの座の雰囲気から脱（のが）れて来たのではない...
本庄陸男 「石狩川」
...」これ程窮屈な場合であるが一刻でもこの場の雰囲気から遠ざかることが辛い！ といふ思ひのたけをふくめて滝は哀れツぽく身悶えました...
牧野信一 「舞踏会余話」
...大会の反ファッシズムに高まった雰囲気から...
宮本百合子 「あとがき（『宮本百合子選集』第十巻）」
...雰囲気から描かれているばかりでなく...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...私の昔の生活の雰囲気から来ているもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この熱烈な雰囲気からはすぐ看破されてしまって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...恐怖に慄える霊的動揺の雰囲気からであった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...素朴な霊的要求が深く自然児の胸に萌しはじめたという雰囲気からであった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？