...「雪間に散歩するのが好きです...
...「昨晩、雪間にポメラニアンが迷い込んできました...
...「大晦日の雪間は神聖な気がします...
...「山奥の雪間を歩くのはちょっと怖い...
...「雪間に降り積もった雪を蹴り上げるのは楽しいです...
...雪間の草の春を見せばや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...小李(こすもも)の葉もなき花の白妙(しろたへ)は雪間(ゆきま)がくれに迷(まど)はしく...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...小李(こすもも)の葉もなき花の白妙(しろたへ)は雪間がくれに迷(まど)はしく...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...雪間草は白也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや(三六)茶の宗匠たちの芸術に対する貢献は実に多方面にわたっていた...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...古哥(こか)に「花をのみ待らん人に山里の雪間(ま)の草の春を見せばや」とは雪浅き都(みやこ)の事ぞかし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...楠川は雪間に清流を隠顕させる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この木がいち早く雪間に緑りの陽炎を燃やす...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...むら消えの雪間に...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...古くは雪間の若菜として...
長谷川時雨 「菜の花」
...ちょうど雪間にあたるころ...
久生十蘭 「雪間」
...雪間の陽の照りだしたところを見はからって...
久生十蘭 「雪間」
...ほととぎす鳴くやさ月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな吉野川いは波高く行く水のはやくぞ人を思ひそめてし春日野(かすがぬ)の雪間を分けて生(お)ひ出づる草のはつかに見えし君かもの如きを初(はじめ)として...
正岡子規 「人々に答ふ」
...雪間なき吉野(よしの)の山をたづねても心の通ふ跡絶えめやはと慰めるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんな家の庭にも雪間の草が緑のけはいを示すし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...山里の雪間の若菜摘みはやしなほ生(お)ひさきの頼まるるかなという歌を添えて姫君の所へ尼君は持たせてよこした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...芹は雪間にすら顏を出す...
横瀬夜雨 「春」
...むさし野の雪間も見えつ故郷(ふるさと)の妹(いも)が垣根の草も萠(も)ゆらん二月三日付の手紙とこの歌が...
吉川英治 「日本名婦伝」
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