...シツポリと露を帯びた雪白の玉菜(キヤベーヂ)が...
石川啄木 「葬列」
...シッポリと露を帶びた雪白の玉菜(キャベーヂ)が...
石川啄木 「葬列」
...その時、京の五条とか三条あたりとかの暮方の、草の垣根に、雪白な花の、あわれに咲いたお話をききましたら、そのいやな入相(いりあい)が、ほんのりと、夕顔ほどに明るく、白くなりましてございましてね...
泉鏡花 「薄紅梅」
...でっぷりした堂々たる体躯を雪白の軍服に包んで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...雪白色および空色の光斑を具えている...
寺田寅彦 「話の種」
...嗚呼彼の楓の下の雪白(まっしろ)の布を覆(おお)うた食卓...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...川面のそこかしこには雪白の鴎群れ...
正岡容 「浅草燈籠」
...ギリシアの日神ヘリオスは光と火を息(いき)する四の雪白馬が牽く車に乗る(第六図)...
南方熊楠 「十二支考」
...「霰雪白紛紛(さんせつはくふんぷん)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...揺れあい押しあいつつ眩しいほど雪白の泡となって汀を掩う……これらはすべて或る諧調(かいちょう)をもっていた...
山本周五郎 「新潮記」
...生命が表皮に近いところまで泡立つている雪白ののど元をねらつたのだが...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...真珠を飾つた雪白(せつぱく)の絹でさつと撫(な)でられぬ岩も無い...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...雪白(せつぱく)の翼を拡げたる大鳥二つ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...嚴たる雪白の偉容は只仰ぎ見て慴くばかり...
吉江喬松 「山岳美觀」
...雪白高潔の詩人の筆といつた印象を與へらるゝものは...
吉江喬松 「山岳美觀」
...髪もわずかのうちに梨の花を盛ったように雪白になっていた...
吉川英治 「三国志」
...雪白(せっぱく)の馬上に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...雪白の馬に跨(また)がった眉目(びもく)するどい一壮士の姿が見えた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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