...雪片が降っている...
...窓に雪片が積もっている...
...雪片を集めて氷を作ろう...
...雪片の形はそれぞれ違う...
...雪片が地面に着くと、すぐに溶けてしまう...
...割合に粒の大きい軽(かろ)やかな初冬の雪片をあおり立てあおり立て横ざまに舞い飛ばした...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...雪片は暮れ残った光の迷子(まいご)のように...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...ただ窓に来てあたる雪片だけがさらさらさらさらとささやかに音を立てるばかりで...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...しかもそれ自身は雪片のように清浄で...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...……」私の眼に雪片が飛び込んだ...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...好雪片々不落別処(すこし...
種田山頭火 「其中日記」
...天より降る*雪片の亂れて飛びて舞ふ如く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...北の山々から鋭い風が鵝毛の樣な雪片を運んで來て以來...
中島敦 「狐憑」
...それは雪片の状態の名称とまず見るべきであろう...
中谷宇吉郎 「粉雪」
...牡丹雪の雪片のような恰好をして降ってきたりする...
中谷宇吉郎 「南極・北極・熱帯の雪」
...地表へ達する時には数十乃至(ないし)数百の結晶が一つの塊即ち雪片になって来るのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...それは雪片の状態の名称と見るべきであろう...
中谷宇吉郎 「雪」
...結局雪片または結晶の或るものを指しているのであるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...その落下速度は雪片の大きさによって異るので...
中谷宇吉郎 「雪」
...ちょっと注意された人は大きい雪片が小さい雪片を追い越して落ちて来るのをよく見られたことがあるだろう...
中谷宇吉郎 「雪」
...雪片が小さなちょうちょうのように目の前にちらちらした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...降りしきる鷺の如き雪片に...
森鴎外 「舞姫」
...その霏々(ひひ)たる雪片と異ならず...
吉川英治 「三国志」
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