...或(あ)る年(とし)の冬(ふゆ)は雪沓(ゆきぐつ)を穿(は)いて...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...不恰好な雪沓(つまご)を穿いて...
石川啄木 「二筋の血」
...不格好な雪沓(つまご)を穿いて...
石川啄木 「二筋の血」
...この仕事が早いとともに純真なものだったら! 雪がふかいときは人々は鉄の馬に雪沓(ゆきぐつ)をはかせ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...二十一腕車(くるま)からじきに雪沓(せった)ばきで上って来たM先生は...
徳田秋声 「黴」
...(六月十日)病室の片側には綱を掛けて陸中(りくちゅう)小坂(おさか)の木同より送り来し雪沓(ゆきぐつ)十種ばかりそのほかかんじき蓑(みの)帽子など掛け並べ...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...藁(わら)で出来た雪踏(ゆきぶみ)や雪沓(ゆきぐつ)や...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...同じ荒物屋で売る品で感心するのは蒲(がま)で編んだ雪沓(ゆきぐつ)で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...蓑(みの)だとか雪沓(ゆきぐつ)だとか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...二人とも泥だらけの雪沓(ゆきぐつ)をはいていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...雪沓をはいた足で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼女たちは雪沓(ゆきぐつ)をぬいで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は革足袋の足に雪沓をはき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...雪沓を踏みしめながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...宿場端れをのそのそと雪沓(ゆきぐつ)で踏んで来ると...
吉川英治 「源頼朝」
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