例文・使い方一覧でみる「雨脚」の意味
スポンサーリンク...雨脚が強まってきたので、早めに帰りましょう... 
...今夜は雨脚が強そうですね...
...雨脚が急に強くなって、道が冠水してしまった...
...雨脚が静かになってきたので、傘を閉じていいかな...
...今日は一日中、雨脚が強くて嫌な天気だった...
...雨脚（あまあし）の強弱はともかくも...
芥川龍之介 「路上」
...風に煽られる雨脚が箒でたたくような飛沫をあげて川面を走っている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...雨脚はやう／＼我に遠ざかりて...
大町桂月 「八鹽のいでゆ」
...降るとも見えぬ雨脚が...
豊島与志雄 「丘の上」
...その雨脚や陽脚を...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...そこから浮び出るようにして、あたりを見廻わすと、雨脚の廉ごしに、つき立った山腹が見える...
豊島与志雄 「山上湖」
...その幾筋かの白い雨脚が...
豊島与志雄 「立枯れ」
...而も安らかな静寂……ぽつりぽつりと小さな雨脚が...
豊島与志雄 「轢死人」
...雲のように繁り合った大杉の梢にしらしらと雨脚がみえる...
中勘助 「島守」
...太い白い雨脚を見ながら...
中島敦 「環礁」
...靜かな雨脚を眺め暮してゐるのであつた...
南部修太郎 「病院の窓」
...椅子に凭りながら烟るやうな雨脚を通して見える...
南部修太郎 「病院の窓」
...もう雨脚は大分止んで...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...走り狂ふ白い烈しい雨脚を美しいなとおもつてわたしはみとれた...
原民喜 「鎮魂歌」
...走り狂う白い烈（はげ）しい雨脚（あまあし）を美しいなとおもってわたしはみとれた...
原民喜 「鎮魂歌」
...雨脚（あめあし）がややはげしくなり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大雨の雨脚（あまあし）が...
吉川英治 「新書太閤記」
...庭さきから直ぐ立ち竝んだ深い杉の木立の中へさん／＼と降り注ぐ雨脚は一帶にただ見渡されて...
若山牧水 「山寺」
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