...彼女にとっては恋愛は難物だ...
...宿題が多過ぎて、今日の課題は難物だ...
...この仕事は、誰にとっても難物だと思う...
...曲がりくねった山道は、運転にとって難物だ...
...オンライン授業は、自分の意見を表現することが難物だ...
...これを上映する館の再生機という難物が控えている...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...難物(なんぶつ)だ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...僕という難物の存在がいけないんだ...
太宰治 「故郷」
...下谷の家は難物だ...
太宰治 「正義と微笑」
...蒸気の製造という難物を...
中里介山 「大菩薩峠」
...まあ何という難物と難件を一緒に背負いこんだことか...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは難物だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...その色がなかなかの難物らしかった...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...この自修時間というものが難物で...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...まづ難物だなア」「死ねといつたつて...
林芙美子 「愛する人達」
...どうも難物なんで! 僕も今更こんな連中に関りあって後悔してるんですがね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...座へ出て、「女夫鎹」に眼を通す、一寸難物だが、何うにかなるだらう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは少々難物だ...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...それがその難物で...
牧野信一 「月評」
...――こっちのほうが難物だ...
山本周五郎 「風流太平記」
...「薄雪三人笑」も難物の笑いの件が特に聴き物で真に迫り...
山本笑月 「明治世相百話」
...しかも強情無類な難物(なんぶつ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...今の捜査法では手のつけられぬ難物なのである...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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