例文・使い方一覧でみる「雛段」の意味
スポンサーリンク...雛段が上がるまで、まだ経験が浅い... 
...もう雛段を卒業したので、少しは上手くなったかな...
...今日は雛段の子たちがお稽古に来ます...
...彼女はまだ雛段だけど、とても可愛らしい踊りを踊ります...
...雛段から始め、少しずつ上達していきたい...
...雛段（ひなだん）をくつがえす勇気がないのか...
太宰治 「如是我聞」
...この雛段のままでは...
太宰治 「如是我聞」
...ぐるりと高く雛段形の桟敷（さじき）が取り巻いている...
谷譲次 「踊る地平線」
...母とお春に手伝って貰（もら）って雛段を組み立てていたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...毎年そこに雛段が組み立てられるのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...緋羅紗（ひらしゃ）を掛けた床の雛段には...
谷崎潤一郎 「少年」
...二人が雛段のまへへちよこなんと坐つて仲よく豆煎なぞたべてると伯母さんは三つ組みのお盃の小さいのをお客様に...
中勘助 「銀の匙」
...赤（あか）い雛段（ひなだん）と五人囃（ごにんばやし）と...
夏目漱石 「門」
...室の幅一ぱいの雛段の緋毛氈（ひもうせん）の上に...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...もしくは四段の雛段（ひなだん）式に場席がなっていて...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...その雛段にも連中は並（なら）んだから...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...この雛段を、下から、新高（しんだか）、高土間（たかどま）、桟敷（さじき）ととなえ、二階にあるのは二階桟敷（さじき）、正面桟敷といった...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...久し振りで此方（こちら）の師匠が雛段（ひなだん）へ据ったのが...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...その家の隆盛時代を物語るかのやうに最も豪儀な姉妹の雛段が存分な綺羅を競ふてゐた...
牧野信一 「熱い風」
...蔵前の雛段の前には人影がなく...
牧野信一 「熱い風」
...不図思ひついて雛段の下に逼ひ込んでしまつたのである...
牧野信一 「熱い風」
...お葉の雛段の上に飾られるのか習ひであつたが...
牧野信一 「サクラの花びら」
...此雛段は久しく伊沢の家にあつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？