...殿の言添に依て相思の美人と結婚を遂げ一國の羨望を雙身に集めたといふことである...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...力三十人を兼ねたる剛勇無雙の士也...
大町桂月 「國府臺」
...凄きほど色蒼白(あを)みて濃(こまや)かなる雙の鬢のみぞ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...河の水面のプロフィルが河長に沿うて指数曲線か雙曲線のやうな恰好をしてゐる...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...雙脚君にしなやかに...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...戰鬪の場(には)を雙方...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...以て伊藤侯が日本ビスマークを自任する意氣と併稱して近代の雙美たるを疑はずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...雙方がそんな話をしたと見えて...
中村研一 「「絵画の見かた」あとがき」
...疊の上に雙手(もろて)を突きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...めでたい筈の「郭子儀」の雙幅が...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...繪雙紙屋(ゑざうしや)の店さきに人立ちがないので...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...御條約面と申は一語たりとも雙方より違變不相成筈のものにて...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...プルウスト論の雙璧だらうね...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...見る目危き両岸の岩ほ数十丈の高さに劉(き)りなしたるさま一雙の屏風を押し立てたるが如し...
正岡子規 「かけはしの記」
...一般に交渉とは人間の存在が世界の存在に對する動的雙關的關係の謂である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...雙方ともに、その行爲を卑しいものと思つてゐたのだが、自分はその卑しむべき行爲の果實ではあり度くなかつたし、相手は意地惡く、自分をその果實に引下げてしまはうとしたのに違ひない...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...「あれきつと雙子のお星さまのお宮だよ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...友人は朝から雙眼鏡を持つて岩の頭に立つてゐたのださうだ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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