...俺達はそいつを取ってやろう」真先におかへ上(あが)っていた雙喜は言った...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...是等の山々をパノラマの如く雙眸に收めてゐることは...
近松秋江 「湖光島影」
...いはば偏見の重量を雙方ともに同等のものとし...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...光澤なめらの雙脚にいみじき戰鞋(せんあ)穿ちなし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...雙方の記録にみても...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...――――――――――小夜ふけて春日の野邊になくしかは月夜さやけみつまこふらしもいにしへの人も見きてふ春日なる三笠の山の月を見るかな――――――――――南都古佛北都臺、歴訪名山雙摧、到處雛僧能記面、笑言斯客幾回來、――――――――――詩仙堂天子呼來不渉川、東山堅臥號詩仙、依然遺愛留書劍、小有洞中長有天、...
内藤湖南 「寧樂」
...叔父も疾からそれは知つて居るが百姓をするものは明日分娩する其晩まで跣足で仕事をする位のことは普通であるのだからそこは少しも苦勞はないのと一つは愈々腹がかうだからといふ時に返してやらなければ彼等雙方の家で仲々引きとるのに故障をいふだらうといふことでおすがには成るたけ樂な仕事をさせて止めて置いた...
長塚節 「芋掘り」
...試に雙眼鏡を取りて望一望すれば...
長塚節 「草津行」
...飛び込んでは暫く鍔元の押合をしては離際に酷い力で横なぐりをしたが雙方の丈があまり違つたので僅に頭上を掠めただけであつた...
長塚節 「撃劍興行」
...ならび居の雙生が丘に...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...雙刄の刀は、背後ぢやなくて、今度は胸に突つ立つて居たんですか」とせき込む平次...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一重筵の上にして蒔繪の盆や草雙紙さては廚の煤鍋が入り亂れたる狂態を水干やれし古雛のこは狼藉ととがめずや...
萩原朔太郎 「煤掃」
...繪雙紙屋(ゑざうしや)の前に立つてゐた...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...雙方共に勇々しき有樣なりし...
福沢諭吉 「帝室論」
...其黨派論には毫も關係する所なき一種特別の大勢力を以て雙方を緩和し...
福沢諭吉 「帝室論」
...沙羅雙樹(さらさうじゆ)の花の色...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...我師の教をのみ無雙の靈玉と輕信して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...お訪ねした辻雙明氏は御不在...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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