例文・使い方一覧でみる「雕」の意味


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...内側に(ほ)ってある「桃子(ももこ)へ」と云う字に頬笑(ほほえ)まない訣(わけ)には行(ゆ)かなかった...   内側に雕ってある「桃子へ」と云う字に頬笑まない訣には行かなかったの読み方
芥川龍之介 「彼 第二」

...端なくもわが心の裡に(ゑ)られたる圖を繰りひろげつゝ...   端なくもわが心の裡に雕られたる圖を繰りひろげつゝの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...倶に奇事異聞を記述せるものにて文章の巧妙なる虫吐鳳(ちょうちゅうとほう)為に洛陽(らくよう)の紙価を貴からしめしも...   倶に奇事異聞を記述せるものにて文章の巧妙なる雕虫吐鳳為に洛陽の紙価を貴からしめしもの読み方
宇田川文海 「松の操美人の生埋」

...袋の文字は大河内侯の揮毫を当時の浅草区長の町田今輔が板(ちょうばん)したものだそうだ...   袋の文字は大河内侯の揮毫を当時の浅草区長の町田今輔が雕板したものだそうだの読み方
内田魯庵 「淡島椿岳」

...極めて緻密なる細部の刻までを鮮明に現わして殆んど実物を髣髴せしめた...   極めて緻密なる細部の雕刻までを鮮明に現わして殆んど実物を髣髴せしめたの読み方
内田魯庵 「灰燼十万巻」

...儒教や武家の教養から文芸を虫(ちょうちゅう)末技視して軽侮する思想が頭の隅のドコかに粘(へば)り着いていて一生文人として終るを何となく物足らなく思わした...   儒教や武家の教養から文芸を雕虫末技視して軽侮する思想が頭の隅のドコかに粘り着いていて一生文人として終るを何となく物足らなく思わしたの読み方
内田魯庵 「二葉亭追録」

...南至呉越巴※※※不題黒齒荊夷之國」とある...   南至呉越巴※※※不雕題黒齒荊夷之國」とあるの読み方
内藤湖南 「禹貢製作の時代」

...文心龍二書を愛好する學者多くなり...   文心雕龍二書を愛好する學者多くなりの読み方
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」

...しかし主もな本としては文心龍などが中心となつてゐる...   しかし主もな本としては文心雕龍などが中心となつてゐるの読み方
内藤湖南 「支那目録學」

...居室にも竜を(ほ)り繍帳(しゅうちょう)にも竜を画き...   居室にも竜を雕り繍帳にも竜を画きの読み方
中島敦 「弟子」

...徒ニ蟲技ヲ甘ンゼザル人モアリ...   徒ニ雕蟲技ヲ甘ンゼザル人モアリの読み方
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」

...父に倣(なろ)うてか毎(つね)に竜を(ほ)った金の兜を着けたとあれば...   父に倣うてか毎に竜を雕った金の兜を着けたとあればの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...この時も品地別命が肥長比売の膚に(え)り付けた蛇の族霊の標(しるし)か何かを見て...   この時も品地別命が肥長比売の膚に雕り付けた蛇の族霊の標か何かを見ての読み方
南方熊楠 「十二支考」

...物(ほりもの)した盆に蜜と粳米(うるしね)を和(ま)ぜて入れたのを食うべきだ...   雕物した盆に蜜と粳米を和ぜて入れたのを食うべきだの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...工(ちょうこう)に聞くに山茶と枇杷(びわ)の木の槌で身を打てば...   雕工に聞くに山茶と枇杷の木の槌で身を打てばの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...熈徳院(きとくゐん)石槨蓋裏文(せきくわくがいりてうぶん)作字(さくじ)...   熈徳院石槨蓋裏雕文作字の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...盛事新旧聖経...   盛事新雕旧聖経の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...常(じょうちょう)も壕(ごう)のきわまで馬を出して下知していた...   常雕も壕のきわまで馬を出して下知していたの読み方
吉川英治 「三国志」

「雕」の読みかた

「雕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「雕」


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