例文・使い方一覧でみる「雑事」の意味
スポンサーリンク...雑事が多いと忙しい... 
...雑事を片付けてから本業に取りかかる...
...雑事は後回しにしないようにしよう...
...雑事に追われるとストレスがたまる...
...雑事が済んだら、ゆっくり休もう...
...早春二月から、一切の頼まれものはお断わりし、雑事を排して、専心、上納画の下絵にとりかかりました...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...結局やっぱり女性である彼女の方が家庭内の雑事を処理せねばならず...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...塵（ちり）の都に住んで雑事に忙殺されているような人が僅少（きんしょう）な時間をさいて心を無垢（むく）な自然の境地に遊ばせる事もできようし...
寺田寅彦 「蓄音機」
...後者は市井の雑事をセンセーショナルに報道することを機能としたものであり...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...市井の雑事の報道を兼ねていたとも考えられる）...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...あらゆる雑念雑事を払い去った赤裸な自分自身に対する――平素見馴れない自分自身に対する――一時の頼り無さに過ぎない...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...『雑事秘』の類あり...
永井荷風 「桑中喜語」
...身辺の雑事を書く機会が...
中谷宇吉郎 「娘の結婚」
...市井（しせい）の雑事はわかるようでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから藩王の侍従として雑事を行うのだぞ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...雑事をすべて忘れた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...横尾明神は本地毘沙門で盗を顕（あら）わすために祝（いつ）き奉るという（『醍醐寺雑事記』）などその痕跡を留むる...
南方熊楠 「十二支考」
...」次にわたくしは芥川氏に聞いた二三の雑事をしるして置く...
森鴎外 「細木香以」
...ゾウジモノ文字には雑事と書く中世の上品語で...
柳田國男 「食料名彙」
...雑事、家具、李雲（りうん）...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つまらぬ世間の雑事らしい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この首渡しの日の記事は、玉葉、吾妻鏡、百錬抄、醍醐雑事記、歴代皇紀、そのほか当時の書で記録していないものはない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...用人は雑事にまぎれてふたりが帰るとともに忘れていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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