...雌鶏(めんどり)も...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...あの恐ろしい雌の河童に追ひかけられたい気も起るのですよ...
芥川龍之介 「河童」
...雌蕋のある四つ五つの花の柱頭にふりかけました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...雌雄(しゆう)番(つがい)でいたけれど...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...この区別はあるいは一般に雌雄の区別に相当する共通のものであるかどうか私にはわからない...
寺田寅彦 「子猫」
...其犬すら雌犬(めいぬ)のピン故に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...雌蕊(しずい)の先へ持って来て...
夏目漱石 「それから」
...天皇の弟の隼別(はやぶさわけ)皇子と雌鳥(めとり)皇女とは...
蜷川新 「天皇」
...一匹の雌犬を争う雄犬と雄犬でした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...雌花に結ぶ小さい核果(Drupe)には各一つの堅い粒(ツブ)があるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...雄穂は上からブラブラと下って花粉を吐きおろし雌穂は上向になってその花粉を受け留める工風は誠に自然に能く出来たもんダ...
牧野富太郎 「植物記」
...その花には雄性と雌性とがあって...
牧野富太郎 「植物記」
...わたしたちは好(す)きな雌牛(めうし)をかれに見せた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...「雌牛だよ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...雌牛もたいそうじょうぶで...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...先刻自分の後について來た白い雌鷄の寂しさうだつた事などを考へてゐた...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...それよりも著しいのは雌蕊(めしべ)の抜け落ちたあと...
柳田国男 「海上の道」
...たった一羽の雌鶏(めんどり)が階段を昇って行って...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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