...序文は文章雅馴(がじゆん)ならずして...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...もし原文の平易雅馴なる筆致にして...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...雅馴といふことを主として取つた...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...南郭龍門の二家は不忍池の文字の雅馴(がじゅん)ならざるを嫌って其作中には之を篠池と書している...
永井荷風 「上野」
...小野湖山は向島の文字を雅馴(がじゅん)ならずとなし...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...高泉(こうせん)の字が一番蒼勁(そうけい)でしかも雅馴(がじゅん)である...
夏目漱石 「草枕」
...文字を雅馴(がじゆん)ならしめむとして改めたものかと疑つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この二つは突差の用語だからもっと雅馴(がじゅん)なものがあれば改めるが...
柳田國男 「地名の研究」
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