...彼女の雅号は「紫苑」です...
...あの芸術家は「鳳凰」を雅号としている...
...彼の雅号は「夢路」と言います...
...彼女は小説を書く際に、「螢」という雅号を使っている...
...あなたは雅号を持っていますか? ...
...雅号の薄命なるも亦(また)甚しいかな...
芥川龍之介 「骨董羹」
...「芭蕉庵桃青」は必しも海彼岸の文学を聯想せしめる雅号ではない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...松園という雅号は...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...「ひとつ雅号をつけなくては」と...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...第一に雅号である...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...近時は一体に文学者が雅号を用いぬことが流行するが...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「俳優の雅号でございます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたしはその雅号を彩牋堂(さいせんどう)主人と称(とな)えている知人の愛妾(あいしょう)お半(はん)という女がまた本(もと)の芸者(げいしゃ)になるという事を知ったのは...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...わたしの処へ寄越(よこ)す手紙にはその用件の次第によって時々異った雅号が書かれてあるがそれを見てもヨウさんの趣味と学識の博い事が分る...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...文士が雅号を用いることを好まなくなったのもまた明治大正の交(こう)から始った事である...
永井荷風 「葛飾土産」
...そんな事に帰着するなら雅号は廃(よ)せばよかった」「これから君は外交官の雅号を取るんだろう」「ハハハハあの雅号はなかなか取れない...
夏目漱石 「虞美人草」
...時に僕の雅号はそれでいいが...
夏目漱石 「虞美人草」
...雅号と称した頃である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...堅いものを書いた昔の雅号をそのまま...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...この与一は雅号(がごう)ではないだろうね...
林芙美子 「清貧の書」
...その音をとって雅号とされたのだということです...
平林初之輔 「愛読作家についての断片」
...それは雅号……「何といふ?」と更に私が畳みかけると...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...映丘(てるお)という雅号は...
柳田国男 「故郷七十年」
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