...世界に雄飛している民族は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...夙(つと)に実業に雄飛せんとする君がこの陋巷(ろうこう)の貧乏文人に何の求むる事があるかというような頗るイヤ味タップリなものだった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...文藝春秋社が雑誌界にしだいしだいに雄飛するやうになつたのは...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...国力を発展して世界的に雄飛するには...
大隈重信 「選挙人に与う」
...余は一寸雄飛瀑まで散歩して來む』と云へば...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...雄飛瀑を始めとし...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...殊に雄飛瀑の瀧壺の雄偉なることは...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...『雄飛瀑まで行きては...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...米人の雄飛に対して痛快を感じた次第であります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「近来宇内大いに開け各国四方に相雄飛するのときにあたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...然らずば鎖国の為めに頓挫した日本民族雄飛の夢のはかない名残りのみである...
永井荷風 「海洋の旅」
...これからは君達の雄飛する時代だよ...
永井荷風 「来訪者」
...再びなつかしい蝙蝠の姿は都下上空を自在に雄飛するやうになつた...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...大阪に於て多年雄飛して殆んど敵するものなしと言はれし大力士であつたが...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...今や儒官となつて雄飛するに至つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いま宇内(うだい)二分して、呉は南に覇をとなえ、魏は北に雄飛し、また君のご威徳によって、西蜀漢中の分野ここに定まるとはいえ、なお前途の大統一を思う同気の輩(ともがら)は、我が君が、あまりに世間の誹(そし)りを気にかけて、いわゆる謙譲の美徳のみを唯一の道としておいでになると、ついには君の大器を疑い、三軍の心、ために変ずるの憂いがないとはいえません...
吉川英治 「三国志」
...御雄飛なさろうというお気もちがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...将来の海外雄飛にわたる抱負(ほうふ)までを...
吉川英治 「新書太閤記」
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