...雌花と雄花が別の木に生えている果樹を受粉不要種と言います...
...「両性花でない植物の場合、別々に雄花と雌花があります」...
...気の毒な事に雄花にはそんなに長い茎が与へられてゐない...
薄田泣菫 「茶話」
...雄花の煩悶はこゝにある...
薄田泣菫 「茶話」
...植物図鑑によると雄花と雌花と別になっているそうであるが...
寺田寅彦 「高原」
...はじめしばらくは雄花ばかり咲いた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...雄花をつつましやかに咲きそろわせ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この雌花は雄花より形が大きく...
牧野富太郎 「アケビ」
...雄花の花粉を虫が柱頭へ付けてくれる...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...みなこのように果中にただ雌花のみを具えていて敢て雄花を見ない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...このように種子が孕まないのは雄花がない結果であろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてこの蔓の枝に雄花と雌花とが出てその花は黄色を呈している...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...雄花穂軸の本には少数の雌花があって毬彙(イガ)を結び...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...早春新葉に先だちて枝梢に雌雄花を着ける...
牧野富太郎 「植物記」
...雄花はいわゆる※(じゅうてい)花穂を成し褐緑色で下垂し細花集り着き黄色花粉を出(さんしゅつ)する...
牧野富太郎 「植物記」
...この花は虫媒花であるから昆虫によって媒助せられ雄花の花粉を虫が柱頭へ着けてくれる...
牧野富太郎 「植物記」
...カシなどその好適例に算(かぞ)うるを得べくこれらは皆が雌穂雄穂あってその雄花穂を雄といいその雌花穂を雌と称える...
牧野富太郎 「植物記」
...アノ枝から下に垂れた花穂からは前に述べた様に花粉を烟の様に吐き出すがそれは雄花である...
牧野富太郎 「植物記」
...雄花(ゆうか)は花中(かちゅう)に黄色の葯(やく)を球形に集めた雄蕊(ゆうずい)があり...
牧野富太郎 「植物知識」
...一株(かぶ)上に雄花(ゆうか)と雌花(しか)とを持っている植物を...
牧野富太郎 「植物知識」
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