...彼が雄志の那辺に向へるかは...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...胸に雄志を抱(いだ)きながら大海原(おおうなばら)をながめやっている姿を見たこともあるのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...雄志もろとも空しくなったりした...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...親房の雄志終に伸びず...
大町桂月 「秋の筑波山」
...雄志毫(ごう)も衰へず...
大町桂月 「秋の筑波山」
...沖天の雄志躍々として禁(た)ふる能はず...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...一千二百年の雄志初めて酬ゆるの日に方つて...
竹越三叉 「深憂大患」
...故郷を出る雄志を詠じたりしてゐた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...雄志の汝進むべく命ずる處...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...上天が自家の鉄腸雄志を試みるに足る絶大の海面を与えたるを祝し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...蹈海(とうかい)の雄志は奔馬(ほんば)の鞭影(べんえい)に驚きたるが如し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...空しく雄志を齎らして永久の眠に就く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...哲学などの思いもよらぬことがあるのだ』(小田島雄志訳)「概して軍人は怠惰で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...温性而雄志...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...平和は雄志を蝕(むしば)む」彼は...
吉川英治 「三国志」
...空想もなし得ない経綸(けいりん)の雄志(ゆうし)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...おのおののご雄志を充分に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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