...マキシミリアンはルムフォードの雄々しい姿を見て呼びとめ...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...渇きを覚えてゐる強い力――殊に異性の雄々しい圧力――これを提(さ)げてあなたに迫るものがあつたとしたら...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...五歳! なんという凛々(りり)しく雄々しい風貌であったろう! 歴史画に見る古羅馬貴族のように襞(ひだ)の多い折目の付いた寛闊な麻の外衣(トーガ)を着け...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...雄々しい家の殿の心もともすれば涙に浸されずにはゐられないのであつた...
田山花袋 「道綱の母」
...極めて雄々しい性格のうちに...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...清浄によって娼婦(しょうふ)たる貴婦人――忠実なるあまり友人を欺いてる男――貞節なる三角関係――妻に裏切られてる雄々しい夫(この類型は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いかにも雄々しいとともに女々(めめ)しかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ミレーの雄々しい写実主義にとってと同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...雄々しい力は身にあふれ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雄々しい力強い第一弾...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...雄々しい口髭を捻つて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...シャロットの姫がはっとしてその雄々しい騎士の影に眼を見張った途端に鏡はこなごなにくだけ...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...そういう雄々しいやさしさというものは実に不撓(ふとう)の意志とむすびついて居り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...重吉(これはその雄々しい船頭の本名です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...雄々しい精神的な愛**において...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...内乱にのぞんで雄々しい働きを示している人々の中にも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その最期はいかにもこの雄々しい帝王にふさわしいものであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その名前の美しく雄々しいように...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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