...雄々しい女になつて行つた...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...小鳥さへかくは雄々しいに...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...君の雄々しい胸の中にわき上がって来た...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...大自然の雄々しい裸かな姿を髣髴させるような瞬間を讃美(さんび)したことに何んの不思議があろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...まことに眉目(みめ)麗しく雄々しい連中で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...雄々しい雄鶏はいかなる気候にも合う...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...兎に角みんなが法師丸の雄々しい姿を褒(ほ)めそやして...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...むしろ十七世紀の雄々しい清教徒でさえあつたかもしれない...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...清浄によって娼婦(しょうふ)たる貴婦人――忠実なるあまり友人を欺いてる男――貞節なる三角関係――妻に裏切られてる雄々しい夫(この類型は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いかにも雄々しいとともに女々(めめ)しかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...汝自身を助けよ!……という雄々しい格言は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...力と健康と雄々しい活動との時代であり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...吾等はいま北極を目ざして雄々しい旅にのぼるのだ……...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...ふとライオンの雄々しい叫びを聞いて...
中井正一 「美学入門」
...雄々しい力強い第一弾...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...その手は雄々しい口髭を撫でてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...雄々しいフランスの婦人たちは...
宮本百合子 「合図の旗」
...十分に力強く雄々しいものとはいい難い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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