...雁行をなして進む:人や車両が前後に並んで進むこと...
...雁行を繰り返す:同じパターンを繰り返すこと...
...雁行を組む:協力して進むこと...
...雁行を乱す:順序や形を乱すこと...
...雁行を見送る:出発する人を前後に並んで送り出すこと...
...いつも三機雁行(がんこう)の...
海野十三 「恐しき通夜」
...三機雁行(がんこう)の隊形をとって...
海野十三 「空襲葬送曲」
...雁行(がんこう)して走った...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...未だ雁行だもするを得ぬ状態にいる...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...飛(とぶ)に列(れつ)をなすは雁行(がんかう)とて兵書(へいしよ)にもいへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...唯僅かに菊正宗に雁行するものは...
辰野隆 「書狼書豚」
...主翁は書生の右側を雁行(がんこう)して歩いていた...
田中貢太郎 「黄燈」
...雁行(がんこう)の乱るるを見て伏兵を知った名将と同等以上であるのかもしれない...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...あるいは雁行(がんこう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...能く歴史的豪傑と雁行して人口に膾炙することが出來るのである...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...能く歴史的豪傑と雁行して人口に膾炙することが出来るのである...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ついに雁行(がんこう)して歩き出してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...雁行して駆けて来たはずの使いの男が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殆どこれと雁行し得るものであつて...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...半嶺流霞過雁行...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是と雁行(がんこう)しまた互いに利用し得べき文化史の方面では...
柳田国男 「海上の道」
...一列の雁行が真上にかかるや...
吉川英治 「三国志」
...雁行(がんこう)の形となって...
吉川英治 「神州天馬侠」
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