...千七百噸級の駆逐艦八隻と航空母艦加賀(かが)...
海野十三 「空襲葬送曲」
...この五隻の○号潜水艦が...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...水番小舎(ごや)の付近に繋留(けいりゅう)された小舟四隻に分乗して...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...もう新しい世界の隻足(かたあし)が来ている...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...米艦二隻英艦一隻が独艦三隻と対峙(たいじ)し...
中島敦 「光と風と夢」
...広島だけでも沈没船の数が二十隻に達したと報ぜられている...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...隻手の無能なるを知るが故(ゆえ)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...表(おもて)を通(とほ)る襤褸(ぼろ)を下(さ)げた奴(やつ)が矢張(やつぱり)己(お)れが親類(しんるゐ)まきで毎朝(まいあさ)きまつて貰(もら)ひに來(く)る跛(びつこ)隻眼(めつかち)のあの婆(ばゝ)あ何(なに)かゞ己(お)れの爲(ため)の何(なん)に當(あた)るか知(し)れはしない...
樋口一葉 「わかれ道」
...快走艇と艀を含む四隻の舟艇の乗員を救助し...
久生十蘭 「海難記」
...巡洋艦が二隻、駆逐艦が八艘、潜水艦が三隻、はやくから戦場をはなれた運送船が五隻――それきりしか帰らなかった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ワラタ号の他に十隻の船を海上で見かけている...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...あんな浅い処までしか馬を入れさせずそれに舟を二隻も用意したのを見てどこか大へん力強い感じもしました...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...漁船の舟かずは百隻をこえようか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大小幾隻かの船を手にいれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...副王の子ロレンソは八隻の艦隊をひきいて急行し...
和辻哲郎 「鎖国」
...一月の末には二十一隻の船が装備を終った...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼の造った四隻のブリガンティンよりなる艦隊を以て...
和辻哲郎 「鎖国」
...一六一六年に長崎の代官村山等安が幕府の許可状を得て十三隻の遠征艦隊を台湾に送ったが...
和辻哲郎 「鎖国」
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