...隻剣をかざして堅陣を突破するの重瞳将軍也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...圜揚(まるあ)げ(圜(まる)トハ鳥ノ肝(きも)ヲ云(いう))の小刀(さすが)を隻手(せきしゅ)に引抜き...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...トロアスに向けて一隻(せき)の舟をだに出さゞりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...特務艦などが合わせて四十六隻舳艫をふくんで飛行島のまわりに投錨した...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...いずれも帝国海軍が快速と攻撃力とを誇る最新一等駆逐艦十六隻だ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...わずか十二隻の恐竜型潜水艦でむかえうとうというケレンコの自信は...
海野十三 「太平洋魔城」
...一隻の巨船が音もなく滑ってゆく...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...大小の汽船が七八隻(そう)碇泊(ていはく)している...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...ロシヤの第三囘遣日使節が旗艦「パルラダ」以下三隻を率ゐて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ほぼ自分たちと同形の無名丸の一隻の如きは...
中里介山 「大菩薩峠」
...駆逐艦一隻くらいは廉いものであるが...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...たった二隻の舟しかなく...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ボートが四隻、ヤンマーが二隻残っているから、このほうへ二百七十名と兵器、食糧を分載し、あとの百四十名は筏に乗せてボートで曳いて行こうといって、鉛筆で簡単な筏の図を書いてみせた...
久生十蘭 「ノア」
...一隻残った戦艦『メーン』は...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...兵力は『竜(ドラゴン)』以下約百五十隻なり...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...三百隻の大敵をほとんど全滅させた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...遂に四隻の難破船を出した...
和辻哲郎 「鎖国」
...カナノル港外に於てカリカット王の二百隻の艦隊を見事にやっつけたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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