...余はかつて古人の詩を思い出し、尽日尋レ春不レ見レ春、芒鞋蹈遍隴頭雲、帰来笑撚二梅花一嗅、春在二枝頭一已十分...
井上円了 「おばけの正体」
...金帛(きんはく)車馬(しゃば)を賜うて本国の隴西へ帰らした...
田中貢太郎 「黄金の枕」
...田隴(でんろう)の間塀をめぐらし杏の木茂れる一区斜面の地あり...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...太宗の家は隴西の李氏で三流に位するといふことなりしも...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...支那にも『史記』六に〈始皇隴西(ろうせい)北地を巡り...
南方熊楠 「十二支考」
...天復中隴右の米作大豊年で...
南方熊楠 「十二支考」
...隴畝(ろうほ)の中数処に桔槹井(けつかうせい)を施て灌漑の用をなす...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...隴西(ろうせい)の李白(りはく)...
森鴎外 「魚玄機」
...「隴(ろう)を得て...
吉川英治 「三国志」
...兵糧運送の途(みち)はここに絶えるでな」「隴西(ろうせい)の諸郡も...
吉川英治 「三国志」
...――隴西(ろうせい)の諸郡からは...
吉川英治 「三国志」
...隴西(ろうせい)の二郡はすでに陥(お)ちてわが手にあり...
吉川英治 「三国志」
...隴西(ろうせい)地方の麦もようやく実ってきた頃だ...
吉川英治 「三国志」
...渭水の陣には張と四万騎をのこしたのみで、その余の大軍すべてを動かし、彼自身、これを率いて、隴西へ向った...
吉川英治 「三国志」
...隴西の麦を押える目的で...
吉川英治 「三国志」
...「隴上には入れません...
吉川英治 「三国志」
...隴上(ろうじょう)へ向って行った...
吉川英治 「三国志」
...北原(ほくげん)を通って隴西(ろうせい)の道すじへ向え...
吉川英治 「三国志」
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