...余はかつて古人の詩を思い出し、尽日尋レ春不レ見レ春、芒鞋蹈遍隴頭雲、帰来笑撚二梅花一嗅、春在二枝頭一已十分...
井上円了 「おばけの正体」
...茫鞋(ぼうあい)踏み遍(あまね)し隴頭(ろうとう)の雲...
高神覚昇 「般若心経講義」
...或は西風寄せ來り勢猛く飄々と無邊の麥隴みだす時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...田隴(でんろう)の間塀をめぐらし杏の木茂れる一区斜面の地あり...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...太宗の家は隴西の李氏で三流に位するといふことなりしも...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...隅田川と中川との間にひろがっていた水田(すいでん)隴畝(ろうほ)が...
永井荷風 「寺じまの記」
...当時隴西(ろうせい)(李陵の家は隴西の出である)の士大夫(したいふ)ら皆李家を出したことを恥としたと記されている...
中島敦 「李陵」
...支那にも『史記』六に〈始皇隴西(ろうせい)北地を巡り...
南方熊楠 「十二支考」
...千里を翔(か)けても珠(たま)なき樹には棲(す)まずというわれ困(こう)じて一方を守り英主にあらねば依らじとし自ら隴畝(ろうほ)を耕していささか琴書(きんしょ)に心をなぐさめ詩を詠じて鬱(うつ)を放ち以て天の時を待つ一朝明主に逢うあらば何の遅きことやあらん……玄徳はそっと階をのぼって...
吉川英治 「三国志」
...隴西(ろうせい)の州郡は...
吉川英治 「三国志」
...さきに隴西(ろうせい)に派せられ...
吉川英治 「三国志」
...隴西(ろうせい)の小道を迂回(うかい)した...
吉川英治 「三国志」
...「見よ隴西(ろうせい)の諸郡から...
吉川英治 「三国志」
...隴上へ出て行った...
吉川英治 「三国志」
...「隴上には入れません...
吉川英治 「三国志」
...隴上(ろうじょう)へ向って行った...
吉川英治 「三国志」
...隴西の道をわれに断たれんことをおそれて手配をいそいだものと思わるる...
吉川英治 「三国志」
...蜀が彼のおそれる隴西を衝(つ)く態をなすならば...
吉川英治 「三国志」
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