...心の安らぎを求めて隠棲する...
...年金暮らしのために山中で隠棲生活をする...
...芸術に没頭するために隠棲する...
...薬草を集めるために山奥で隠棲する...
...記者の取材から逃れるために隠棲する...
...これは徳島に隠棲(いんせい)しているその時の産婆の平井お梅というのを探しだして聞きだしたのだ...
海野十三 「三人の双生児」
...世の中から隠棲して...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...われわれの隠棲(いんせい)の目的が達せられるというものです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...或は客を謝して隠棲し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今のように七十も幾つかこしてはどこに何をしていてもそのままが既に半ば隠棲的である...
中勘助 「独り碁」
...隠棲の平和もある...
永井荷風 「路地」
...この地に閑山(かんざん)先生が隠棲していることを思い出して...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...先生は一昨年引退して只今は郷里のスコットランドへ隠棲されている...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...孤独と隠棲に強い執着を示すようになり...
久生十蘭 「泡沫の記」
...その近処に隠棲せるヴァルミキ仙人来って仔細を聞き...
南方熊楠 「十二支考」
...モンテーニュの隠棲論の真意を一そうよくつかむことができよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼がその隠棲時代にさえ政治的活動をやめなかったことは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼の隠棲は隠者の庵ではなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特にヴェネツィア***を隠棲の場所として自分にすすめよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...先代の伊賀守が隠棲(いんせい)するつもりで建てたのを...
山本周五郎 「いさましい話」
...何ものとの妥協も知らぬ隠棲者(いんせいしゃ)独得な孤高のほこりと皮肉にみちた小皺(こじわ)をたたえて...
吉川英治 「私本太平記」
...今は隠棲して老後をたのしむ境遇である...
吉川英治 「親鸞」
...老公は梅がすきなので隠棲の地をここに選んだのであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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