...とお妙は早や隔心(へだてごころ)も無く...
泉鏡花 「婦系図」
...私交上には何の隔心も持たなかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...隔心のない声で語らせ...
高田保 「貸家を探す話」
...女性の前に今まで膝(ひざ)も崩さなかった儀容と隔心とが...
徳田秋声 「仮装人物」
......
一葉稿 「五月雨」
...何の隔心(かくしん)を置かなかつた積りであつたが...
平出修 「瘢痕」
...互いに隔心なきこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...互いに隔心なきこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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