...二間ばかりの隔たりがある...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...二人は官職や位階から云えば大きい隔たりがあるけれども...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...実は到底踰(こ)えることの出来ない隔たりがある...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...考え方によほどな隔たりがある...
寺田寅彦 「映画芸術」
...これらの原始的の影法師と現在の有声映画には数世紀の隔たりがあるにかかわらず...
寺田寅彦 「映画時代」
...遠い隔たりがある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...山河渓谷の隔たりがあるとはいえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしに似ているとは言えないほどの隔たりがあるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々の振舞いと彼らの振舞いとの間には実に非常な隔たりがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...門と母屋の隔たりがあるので...
吉川英治 「江戸三国志」
...たいへんな隔たりがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...百年の隔たりがあるように思えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...どれほど物の考えように隔たりがあるかということが...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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