例文・使い方一覧でみる「隔」の意味


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...その落された地点と地点との間は...   その落された地点と地点との間隔はの読み方
大阪圭吉 「気狂い機関車」

...だしぬけにての障子が破れて...   だしぬけに隔ての障子が破れての読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ついに一回の用命もなくはるばる十町もっているパン屋からパンを求めているとの事である...   ついに一回の用命もなくはるばる十町も隔っているパン屋からパンを求めているとの事であるの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...わたしと以前の居住者とのあいだに大きなたりをつくっていること...   わたしと以前の居住者とのあいだに大きな隔たりをつくっていることの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...其から僅か數里つたる所の...   其から僅か數里隔つたる所のの読み方
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」

...六町もたった通りにあった...   六町も隔たった通りにあったの読み方
徳田秋声 「足迹」

...延長の第三の規定は長さ(距離又は間)である...   延長の第三の規定は長さであるの読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...とうてい同じ人間とは思えないぐらい懸(か)け(へだ)たっている...   とうてい同じ人間とは思えないぐらい懸け隔たっているの読み方
夏目漱石 「門」

...狹い川を(へだ)てゝ猿屋町のお角の家からは...   狹い川を隔てゝ猿屋町のお角の家からはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...すべての仲間から絶した環境が絶対に必要です...   すべての仲間から隔絶した環境が絶対に必要ですの読み方
平林初之輔 「華やかな罪過」

...細君は起き上つての襖を開けた...   細君は起き上つて隔の襖を開けたの読み方
水野仙子 「女」

...わづかに川をてたばかりの向ふ岸へ...   わづかに川を隔てたばかりの向ふ岸への読み方
三好達治 「霾」

...これを作つた日時が絶してをらぬので...   これを作つた日時が隔絶してをらぬのでの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...後嗣梅津謙助氏が遠の地に居らるる故か久しく忘れられていた...   後嗣梅津謙助氏が遠隔の地に居らるる故か久しく忘れられていたの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...此夜はまことに面白く意なく語つて眠に就きましたが...   此夜はまことに面白く隔意なく語つて眠に就きましたがの読み方
横瀬夜雨 「花守」

...辱知  江東生夕の光堤にもえし陽炎(かげろふ)は草の奈邊(いづこ)に匿(かく)れけむ緑は空の名と爲りて雲こそ西に日を藏(つゝ)めさゝべり淡き富士が根は百里(ひやくり)の風にてられ麓に靡く秋篠の中に暮れ行く葦穗山雨雲覆ふ塔(あらゝぎ)に懸れる虹の橋ならで七篠(なゝすぢ)の光...   辱知  江東生夕の光堤にもえし陽炎は草の奈邊に匿れけむ緑は空の名と爲りて雲こそ西に日を藏めさゝべり淡き富士が根は百里の風に隔てられ麓に靡く秋篠の中に暮れ行く葦穗山雨雲覆ふ塔に懸れる虹の橋ならで七篠の光の読み方
横瀬夜雨 「花守」

...――当時の大国が、どこでもやっていたように、自国の境や、遠の飛び地に、それとなく手なずけておいた程度の――一衛星国――それが徳川家における上田城の真田だった...   ――当時の大国が、どこでもやっていたように、自国の境や、遠隔の飛び地に、それとなく手なずけておいた程度の――一衛星国――それが徳川家における上田城の真田だったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...遥か遠の地と海底にあるいくつかの巨石遺跡と戦慄すべきナコト写本の断片のみである...   遥か遠隔の地と海底にあるいくつかの巨石遺跡と戦慄すべきナコト写本の断片のみであるの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」

「隔」の読みかた

「隔」の書き方・書き順

いろんなフォントで「隔」

「隔」の英語の意味

「隔なんとか」といえば?   「なんとか隔」の一覧  


ランダム例文:
弘法麦   山襞   ひきて  

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