...彼女が入社を決めたと聞いて、私も随喜の気持ちでいっぱいです...
...隣の家族が新しい車を買ったとき、随喜の気持ちで祝福した...
...彼が受賞したとのニュースを聞き、随喜の気持ちになりました...
...彼女が妊娠したと知って、私も随喜の気持ちで赤ちゃんの準備を手伝いました...
...友人の結婚式で、皆が随喜の気持ちで祝福した...
...無邪気なる彼等の常談(じやうだん)を大真面目(おほまじめ)に随喜し渇仰(かつがう)するの時...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...僕は江戸趣味に随喜(ずゐき)する者ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...と称(とな)えて随喜渇仰...
泉鏡花 「婦系図」
...随喜の涙とともに否応(いやおう)なしに買い取って行く...
谷譲次 「踊る地平線」
...そうして愈々(いよいよ)彼が非凡なる一代の名優であることに随喜渇仰した次第である...
中里介山 「生前身後の事」
...後生安楽(ごしょうあんらく)と随喜の涙にくれているものばかりであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...一両の金に随喜するような心から解放されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ということを説いた処が二百余人の大衆よりはじめて随喜渇仰(かつごう)極まりなく...
中里介山 「法然行伝」
...随喜の涙を流す者さえあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分が感動させた読者の随喜の涙や同感の歓びを見ることも出来ない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一部の寄席ファンをして随喜せしめていた...
正岡容 「わが寄席青春録」
...ひごろ「細雪」の世界に随喜して...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...丸山作楽君が君主専制の東洋風に随喜の涙を流されし時代もありき...
山路愛山 「英雄論」
...あらゆる随喜と満足を表明した...
吉川英治 「三国志」
...たちまち彼に随喜した...
吉川英治 「新書太閤記」
...随喜渇仰(ずいきかつごう)の有様なのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かえって随喜したりした頃の――みじめ極まる家庭に育(はぐく)まれて...
吉川英治 「源頼朝」
...にわかに随喜のなみだも出なかったが...
吉川英治 「源頼朝」
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