「随喜」の意味
他人の喜びを共に喜ぶこと
「随喜」の例文(場面別)
- 仏教用語お坊さんが『ご信徒の善行を随喜します』と説法で述べた。
- 日常会話友人の合格を『心から随喜しています』と伝えると、少し格式ばった印象を与えた。
- 表彰式スピーチ受賞者へ『業界の発展に寄与された功績を随喜いたします』と祝辞を述べた。
小説での「随喜」の使い方
...彼女が入社を決めたと聞いて、私も随喜の気持ちでいっぱいです...
...隣の家族が新しい車を買ったとき、随喜の気持ちで祝福した...
...彼が受賞したとのニュースを聞き、随喜の気持ちになりました...
...彼女が妊娠したと知って、私も随喜の気持ちで赤ちゃんの準備を手伝いました...
...友人の結婚式で、皆が随喜の気持ちで祝福した...
...無心の小鳥も随喜の思にえ堪へなんだのでおぢやらうず...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...随喜(ずゐき)して読んでゐるのを見ると...
芥川龍之介 「拊掌談」
...と称(とな)えて随喜渇仰...
泉鏡花 「婦系図」
...殊に馬琴随喜者中に知るものが少ないゆえ抄録して以てこの余談を結ぶ...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...随喜渇仰(ずいきかつごう)の涙を零(こぼ)すという手合いだ...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...随縁随喜の心境、――あるがままをうたへ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...早朝、勤行随喜...
種田山頭火 「旅日記」
...名優を随喜渇仰(ずいきかつごう)するもろもろの声を聞き流して...
中里介山 「大菩薩峠」
...お祓いをしてやろうという神主様の好意には随喜渇仰の有難味を感じたと見え...
中里介山 「大菩薩峠」
...この人が綾之助を三田党の随喜渇仰(かつごう)の的に推称したということである...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...わたくしに垂れかかるのに随喜したのです...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...全くに私は荊妻と共に驚喜随喜した...
正岡容 「山の手歳事記」
...必ずしも斯人ならではと随喜せしめるには足らないのである...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...もし茶祖が今甦(よみがえ)るなら随喜(ずいき)の涙を流すであろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あらゆる随喜と満足を表明した...
吉川英治 「三国志」
...たちまち彼に随喜した...
吉川英治 「新書太閤記」
...上人は随喜されたというのである...
吉川英治 「親鸞」
...当時の読者をして魅了し随喜させ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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