...彼女が入社を決めたと聞いて、私も随喜の気持ちでいっぱいです...
...隣の家族が新しい車を買ったとき、随喜の気持ちで祝福した...
...彼が受賞したとのニュースを聞き、随喜の気持ちになりました...
...彼女が妊娠したと知って、私も随喜の気持ちで赤ちゃんの準備を手伝いました...
...友人の結婚式で、皆が随喜の気持ちで祝福した...
...彼等が随喜渇仰(ずいきかつごう)した仏(ほとけ)は...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...水上君の小説は必ずしも天下の女性の読者を随喜(ずゐき)せしめるのに足るものではない...
芥川龍之介 「変遷その他」
...鼻紙の類に随喜する徒輩にいたつてはただ単に俳優のファンたるにすぎず...
伊丹万作 「「ファン」について」
...満堂随喜の涙にむせび...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...彼等の随喜する薪(まき)を焚く炉が切ってあるけれど...
谷譲次 「踊る地平線」
...それに向つて随喜渇仰(ずゐきかつかう)してゐる...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...鍛冶屋の亭主は巌乗(がんじよう)な五十男で、これまでつひぞ寺にお詣(まゐ)りしたことなどはない男であつたが、その坊主が来て門に立つて読経(どきやう)してゐると、忽(たちま)ち深い感動に心を動かされたらしく、仕事をしてゐた金挺(かなてこ)の手を留めて、いきなりその前に行つて、随喜合掌した...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...必しも御上に随喜(ずいき)の結果ではない...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...吾人は決してベンサム氏の宗教に随喜して実利主義を主張するものにあらざれども...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...後生安楽(ごしょうあんらく)と随喜の涙にくれているものばかりであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...一両の金に随喜するような心から解放されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...名優を随喜渇仰(ずいきかつごう)するもろもろの声を聞き流して...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何(いか)にも尊い容(すがた)がその儘であったから皆々随喜の涙を流した...
中里介山 「法然行伝」
...彼らに随喜の涙を流す人たちさえ少くない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...随喜(ずいき)の涙を流さぬばかりふるえて...
吉川英治 「三国志」
...たちまち彼に随喜した...
吉川英治 「新書太閤記」
...随喜(ずいき)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...随喜(ずいき)のよだれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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