...その日即ち日本皇帝が旅順港襲撃の功勞に對する勅語を東郷聯合艦隊司令長官に賜はつた翌日...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...しかし横隊戦術のように強権をもって各兵の自由意志を押えて盲従させるものとは根本に於て相違し、各部隊、各兵の自主的、積極的、独断的活動を可能にするために明確な目標を指示し、混雑と重複を避けるに必要な統制を加えるのであります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...「消(け)して下(くだ)すつた兵隊(へいたい)さんを...
泉鏡太郎 「十六夜」
...立派な鉛の兵隊さんを貰へるやうにと書いて下さいね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この前この島へ来てここへ残していった探検隊員をさがしているのではなかろうか...
海野十三 「恐竜島」
...この本隊では、はじめ百七十隻だったが、途中アシビキ号をうしなって、今はのこりの百六十九隻が固まってとんでいる...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...そこで悉く神の教えた通りにして軍隊を整え...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...寸分ちがはない同じ兵隊のやうに見えますが...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...僕は君がしばらく故郷の部隊にいるうちに...
太宰治 「未帰還の友に」
...旗影と少年音楽隊の曲(きょく)が次第に東へ進んで行く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...日本へ来るのに夥(おびただ)しい軍艦と兵隊とをつれて来たということは少し変ですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...砲隊と間違えてもしかるべき...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この兵隊達が故郷を出る時は...
林芙美子 「雨」
...兵隊になって塹壕の中で戦争をしました...
三浦環 「お蝶夫人」
...」「やむのを合図にデッキに並んだ管絃楽隊から『螢の光』の曲が起る...
三好十郎 「樹氷」
...一隊の豹卒(ひょうそつ)を率いて...
吉川英治 「三国志」
...――主隊は遠く先へ駈け去っているのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...ソトは噂の真否を確めるために小部隊を率いて偵察に派遣された...
和辻哲郎 「鎖国」
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