...一列の縦隊は、真直に行つたりうねり曲つたりしながら、それ/″\の虫が、前にゆく毛虫の尻尾に自分の頭をくつつけてついてゆくので、いつも続いてゆく...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...川辺軍曹がこの分遣隊唯一の患者になった...
梅崎春生 「狂い凧」
...今みたいでは、兵隊に向って、国のために命をささげろと言うのが苦痛だ...
高見順 「いやな感じ」
...そうして外国映画や絵入り雑誌の挿し絵で見る欧米列強の飛行隊の壮観を思い浮かべ...
寺田寅彦 「柿の種」
...これがアメリカあたりの観測隊であったら...
寺田寅彦 「小浅間」
...共に集まりたる彼我の艦隊は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...大会堂の一人の合唱隊長の適宜な衣装にも足りなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...白の襦袢(じゅばん)に白の鉢巻の揃いで繰り込んで来た一隊が...
中里介山 「大菩薩峠」
...漢語調の軍隊言葉で...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...部隊長には、「私たちはプラウでカイマナまで行き、そこでアンボンへ帰る船を待ちます」といいますと、部隊長はたいへんにおどろいていられました...
久生十蘭 「手紙」
...憲兵隊の上のほうの首が...
久生十蘭 「ノア」
...中隊長の第六号機がその後を追った...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...地中海の駆逐隊(くちくたい)へ送る分が二十発ばかり積み込んである...
宮原晃一郎 「怪艦ウルフ号」
...その兵隊さんというのは...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...井伊直政の隊など――どれひとり弱兵というのではないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...矮虎は早やあの手の者に生け捕られている」「こころえた」秦明の一隊が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...連環馬軍(れんかんばぐん)の一隊をくりだして踏みつぶせ」しかし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...第一隊、豹子頭(ひょうしとう)の林冲(りんちゅう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??