例文・使い方一覧でみる「隆」の意味
スポンサーリンク...コキムボに於る同様な海岸隆起を記述している... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...どうして隆夫が、そんな軟派青年（なんぱせいねん）になってしまったのか、もちろんわたくしにも監督上ゆだんがあったわけでございましょうけれど、まさしく悪魔に魅（みい）られたのにちがいありません...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...更に關ヶ原低地のある南方に至つて再びもく／＼と天に支へるやうに隆起してゐる一團の山塊が古の不破の關を固めてゐた靈仙山である...
近松秋江 「湖光島影」
...今背に負へる彼の＊盾隆起の飾もてるもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...西郷隆盛と後の板垣退助も関係していたということでありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...九鬼（くき）（隆一）へは別に書面を出しませんから...
蜷川新 「天皇」
...西郷隆盛が若くから国家のために沸かした熱血を...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...隆山は啓吉の飯を少しへずると...
林芙美子 「泣虫小僧」
...実隆は交際の広い人であって禅僧にも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...初対面の時には実隆に数齣の『平家』を語らせ一泊させて帰した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...やられる」隆が右足にしがみつく...
久生十蘭 「肌色の月」
...彼は著名な新聞社の社会部に活躍して隆々たる名声を博してゐたが...
牧野信一 「女に臆病な男」
...隆造の眼の先にその暖みを滾した...
牧野信一 「白明」
...隆治さんの事は腸の系統ではないかと思って随分気にして居りましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...後脳部に叛骨が隆起しています...
吉川英治 「三国志」
...だが、隆景は当然、それをみずから知っているべき位置にいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...とくに珍客は、嘉治隆一氏が、おりふし夏季講座に来ていたハアヴアド大学で文学専攻のミラア教授夫妻を案内されたことだった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...百済観音もまた近年は法隆寺へ帰って...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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